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第3回(平成9年12月18日)
遅くなりましたが、10000ヒットありがとうごさいました
 12/18 1997.

サラブレのコラムから続いている感じでひとつ。
 噂話だとか秘話だとかの類を読みたがっている読者は多いと思うのである。しかし、私はトレセン村の住民ではないので、噂話は二次的読者として受け取るケースしかない(又聞き、ってやつですな)。「〇〇騎手が×××になった裏にはこんな事情が!? でも、☆☆調教師はトレセンで最初に△△をヤった男じゃん。言えた義理か」とか、書こうと思えば書けるけど、直接の目撃者じゃないので又聞きで書くのは(万が一真実じゃなかった時のことを考えると)ちょっとコワい。コワいんで伏せ字にてみました。伏せ字の中身を予想してメールで送ると、プレゼントが優先的に当たるかもしれません(競馬関係者の応募は禁止)。
 そこで、サラブレに引き続き自分絡みのケースをひとつ。
 テレビ朝日深夜の名物番組「T」ってあるでしょ。トゥナイトじゃないよ。週1のやつね。あそこの制作会社から出演依頼の電話がかかってきたのである。それが木曜の夜で、収録が土曜の朝。
 ずいぶん急な話だな、さては師匠(井崎脩五郎)がドタキャンしたかな、と思ったんだけど、別に土曜は空いてたのでOKした。すると向こうは「分かりました、とりあえずいったん電話を切らせていただきまして、また今夜遅くに折り返し電話させていただきます」と言う。
 この段階で、「ははーん、仮押さえしてやがんな」ということは分かった。しかも、深夜電話するって言ったのにしてこない。おかげで事務所に泊まるハメになったのだが、翌日の昼にかかってきた電話は案の定、「申し訳ありませんが無かったことに……」。
 誰を押さえて私を外したのか、山田雅人とかだったらちょっとブルーだ。一応そこだけは聞いとこうということで尋ねると、「実は阿部さんに……」。なーんだ、アベコーさんならさほどブルーじゃないよ。ま、またなにかあったらよろしくっつーことで電話を切った。
 これだけなら「失礼しちゃうわ」程度のエピソードだったのだが、後日オチがつくこととなったのである。田端到社長と電話で話してて、社長から出た爆弾発言。
「そういや、こないだ失礼な話があったんだよ。タモリ倶楽部がさあ……」
 あ、番組名書いちゃった。なんでも制作会社に競馬マニアがいたらしく、我々クラスの人間まで候補に挙がったらしいのだが。
 しかし、田端さんも仮押さえされていたとは! しかも、田端社長は火曜か水曜に押さえられてたらしい。私はそれより後の木曜日夜。後ろにいくほど向こうにとって希望のキャラと解釈すると、ここに
「テレビ的には、田端 ≦ 須田」
という図式が成立する。悪いねえ、田端さん。しかも、田端社長の言うことには、「俺に交渉してる電話の向こうで、別の人にも電話してる声が聞こえてた」ということだ。ということは、まだ他にも仮押さえされたライターがいるのか?
 今のところ判明しているヒエラルキーは、
「田端 ≦ 須田 < 阿部幸 <井崎」
までである(井崎氏は最初に交渉されて断ったらしい)。しかし、ここにまだ石川ワタル氏や加藤栄氏などが絡んでくる可能性はある。ここまで来たら、「競馬マスコミ・テレビ版ヒエラルキー完全図解」を作ろうじゃないですか。競馬出版界関係者に読者が多いこのホームページ、各方面からの情報提供をお願いする次第である。
 それにしても、ハイビジョンあんだけ出てもテレビ的キャリアとしては認められないんだなあ。丸山さん、BS対策部にはあれだけよくしてもらってるのにビッグになれなくてすんません。でもいつか、ハウフルスが月曜くらいに電話してくる大物になるべく頑張ります。その前に挫折して税理士試験受けてるかもしんないけど。



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