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第19回(平成11年 9月24日)
返還直前! マカオに変化が!? (その1)
 9/24 1999.

9月21〜23日、須田鷹雄 with カメラマン村田(ちなみに二人ともブーデー)はある企画の取材で香港へと行ってきた。
 2泊3日という強行軍、しかもスケジュールがみっちりの状況下ではあったが、この2人が香港まで行っておいてマカオに行かない手はない。須田&村田コンビは初日夕方以降にできた僅かな自由時間を利用し、マカオへと足を伸ばした。返還を12月20日に控えたマカオがどのように変化しているのかを確認するのが目的……というのは大嘘で、単にカジノへ遊びに行っただけなのだが、のっけから2人を衝撃的な出来事が待ち受けていたのである。

その出来事とは、これ(資料1)だ。資料1
 Turbo Jet パンフレット
 香港とマカオを行き来するジェットフォイル

※写真をクリックすれば拡大写真を見ることが出来ます。

 上環のマカオフェリーターミナルでジェットフォイルの切符を買おうとした須田は、なにやら窓口近辺に異変が起きているのに気づいた。かつて2社あったはずのジェットフォイルが1社のみ、それも「Turbo Jet」という、耳慣れない会社のみになっていたのである。
 かつて、というか少なくともこの5月に行った時までは、香港・マカオ間に就航するジェットフォイルは2社であった。「Far East Jetfoil」と「Turbo Cat」である。後発のターボキャットはアコモデーションの点でファーイーストを大きく上回り、特にゆったりしたサイズの座席は須田&村田クラスのブーデーをも優しく迎えてくれるものであった。
 しか〜し。
 どうやらこの2社は合併したか片方が潰れたかしたらしく、前述の「Turbo Jet」になってしまったのである。座席は3クラス制で最上級の「スーパークラス」はターボキャットのファーストクラスに匹敵するものだが、エコノミークラスの居住性は事実上のサービスダウンである。
 こんな話はマカオに行かない人にとってはどうでもいいことなのだが、マカオファンにとっては一大事なので、真っ先に収録しておいた。ちなみに、新会社の発足日時は、船内の掲示などを見る限りどうも9月1日だったらしい。
 一方、上環のマカオフェリーターミナル(信徳中心)といえば、香港・マカオのホテルを扱う代理店が多く開業しており、またマカオ風俗店の代理店(出張所?)があることでも有名である。(資料2)は、そんなマカオ風俗代理店の前で、上映されている顔見せビデオを熱心に見つめる香港おやじの姿。その意気や良し、という感じだ。
 というわけで、なにはともあれマカオ行きの船に乗り込んだ2人。船は順調に航海し約1時間でマカオに着いたが、ここで須田はふたたびとてつもない事実を目にすることになる。それはなにか? ヒントは(資料3)の写真だ。これだけで分かったあなたは超マカオ通。正解は次号で。

資料2資料3
マカオ風俗代理店 ???
マカオフェリーターミナル側の風俗店???

※写真をクリックすれば拡大写真を見ることが出来ます。

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(有)ドラゴンプレス