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第23回(平成12年 3月21日)
デュバイワールドカップ観戦記(2)
 3/24 2000.

3月21日

ビジネスクラスはともかく、ファーストに乗るのは初めてだ。そして最後かもしれん。せっかくなので時間がないにもかかわらず4人ともラウンジに行く。「やっぱりファーストクラスのラウンジはいいね〜」なんて言ってくつろいでいたら、実はビジネスクラスラウンジだったことが判明。意地になり、ファースト用ラウンジにも1分だけ座る。
 ファーストは機内ワインリストの内容からしてなんかすごい。酒が飲めないにもかかわらず、がっついてドンペリを飲む。大倉さんに至っては「ドンペリ、プリーズ」と思いっきり略語で依頼し、しかもなぜかそれが通じる。我々4人はまるで、「はしゃいでいる農協の団体」だ。

定刻より少し遅れ、午前3時にデュバイ着。時間が時間だし、なにせファーストなので遅れもノープロブレム。
 空港で迎えてくれたワールドカップ事務局スタッフが、やけに親切に対応してくれる。どうも、ファーストクラスで到着したのでVIPと勘違いしたようだ。別れる直前ただのプレスと分かるや否や、態度が変わった。
 超早朝の到着にも関わらずヒルトンホテルがチェックインさせてくれたのでまずは休憩。その後、プレス証を受けとりがてら調教を見に行く。ワールドクリークは環境の変化で多少ナーバスになっているようだ。
 いったんホテルに帰り、今後の必要品を買い出しにシティーセンターというショッピングモールへ。ここのスーパーは「人が生まれてから死ぬまで買い物はこの店だけでも生きていける」というくらいデカい。ビーチ用短パンforブーデーで10ディルハム(300円)というのがあったので速攻購入。その他こまこましたものを買い込む。スーパー以外でもナイキのスニーカー、ゴドルフィン所有馬写真集などを買い、早くもドュバイでの買い物をほとんど終了した感。

 

午後は仕事を残している林さんを除き、大倉・榊原・須田の3名でビーチへ。
 デッキチェアーをセットしようとしていると、白人観光客から「うるさい」などと露骨に嫌がらせを受ける。このビーチで人種被差別体験をするというのも、毎年恒例行事になった感がある。
 気にせず、放送で使うかもしれないミニコント素材&榊原さん水着VTRなどをカメラマン・須田で撮る。構成は大倉さん。私も大倉さんもこういう時には仕事が丁寧になるので、気合いの入った撮影となる。
夜は4人で食事へ。入った店は、落ち着いて考えてみたら2年前に来たことがあった。それぞれアラビアン焼き肉盛り合わせ・チキン・フィッシュ・シュリンプと4種類のメインディッシュをチョイス。シェアして食べる。これにパン(チャパティ系)、サラダ、スープ、ミネラルウォーターがついて、合計はハウマッチ!? 正解は90ディルハム(2700円)。ひとり90じゃないよ。全員で。いいとこだ、デュバイ。
 食後、ゴールドスークを攻めるという大倉・榊原組と別れ、仕事がある林・須田組はホテルに戻る。テレビをつけたままマガジンウォーB組やTSSの原稿を書いていると、テレビで「RAW is WAR」が始まる。メインはロックvsビッグショー&HHHのハンデキャップマッチ。当然食い入るように見る。当然「What the Rock is cookin'」のところは唱和する(分からない人はプロレス激本参照)。盛りだくさんの一日であった。



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