◎ペット飼育とは何だ?
  「ペット飼育とは?」との問いかけに対する答えは様々ですが、
一応ここは「哲学編」(なんじゃそりゃ)ですので、一般的な話です。
個人的な感情などは「気持ち編」(もっと、なんじゃそりゃ)で。

  まず、最初に思いつくのは「動物飼育が罪なのではないか」という
事ですが、種に対しては「ペット飼育と自然保護」で述べた通りです。
  もう1つ、「飼育個体自体に対する罪はないか」というのもあります。
  私の考えではこちらは罪があると考えます。誰でも飼われたくないでしょう。
確かに捕食者もおらず、餌も与えられますが、「人はパンのみにて生きるに
あらず」ですから。この観点からは受け入れる必要があると思います。
  しかし、罪悪感からスタートして、「ならば少しでも、良い環境を
整えてあげよう。健康で長生きさせたい。」と思う原動力になると
思うので、後ろ向きなようでいて、態度を前向きな方向へ逆転できる
考えだと思っています。

  また、当たり前ですが、ペット飼育は趣味です。遊びといった方が
いいですかね。とにかく義務ではないのです。やる/やらないは
そういう観点で考える必要があるでしょうね。やると決めたのは
自分であり、「やむを得ず」しているのではないと自覚するという
事ですね。すべてが自分の責任です。誰かに無理強いされている訳では
ないのです。(そういう場合もあるかも知れませんが...)
  よって、一旦、開始したら、最後まで飼育するのは義務です。
最後までとは死ぬまでです。飼いきれなくて殺すのは飼育個体だけへの
罪ですが、飼いきれなくて逃がしてしまうのは飼育個体のみならず
周りへの罪にもなりますからやめましょう。



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