◎オス/メス?
  オス/メスは気になります。第一名前をつけるのに知りたいです。
  亀吉はオスだと思ってつけましたが、いまはメスような気がします。
まだよくわかりません。
  多くのリクガメは幼体(子供の時)はオス/メス分からないです。
チャコリクガメだと大人になってもわからないようです。
  
  基本的には尻尾を見ます。オスは尻尾の総排泄孔の前にペニスが
あるので、太くて大きくて総排泄孔も比較的後ろの方にあります。
  ホシガメなどは臀甲板がオスでは内側に入るようです。メスは
卵を産む関係上、臀甲板はむしろ外に広がると思われます。
  野生個体のオスは腹甲が凹む事がありますが、これは交尾または
交尾の練習で腹甲をメスの背甲などにぶつけた結果なので、
「良く遊んだ」オスにしかないので、なくてもメスとは断定できません。

  では繁殖個体のベビーはオス/メスわからないのかというと、
必ずしもそうでもありません。例えばケヅメのベビーがどちらか聞かれたら
「メス」といっておけば、まず間違いないでしょう。
  というのも、オス/メスは孵化温度で決まる種が多いからです。
温度はまちまちですが、温度Aより低いとオス、温度Bより高いと
メス、温度Aと温度Bの間だと両方出るといった感じです。
  どうも性を決定する瞬間(時期)があり、その時の温度が
問題のようです。野生ではもちろん温度一定ではなく、卵の成長速度も
違いますから、オス/メスはちょうどいい割合で生まれこれで問題ないの
でしょう。

  ブリードの場合ですが、まず、孵化温度は高い方が早く孵化します。
よってブリーダは早く売りたいですから、孵化温度を高くして、
結果メスばかりという事になります。
  我々がブリードさせる事を考えるとメスばかりでは困りから、
こういう事からもアマチュアが繁殖させ、オスも作る事が重要だと
考えてしまいます。



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