bana1.gif (3198 バイト)

<第4日目>

kokura.jpg (3759 バイト)hakata2.jpg (7459 バイト)小倉で人かかなり乗ってきました。多分、福岡空港の早朝便に乗る人達だと思いますが、人が寝ているのに、「ここいいかな?」と言われて、目が覚めました。まだ、結構席が空いているのに、どうして?!と思いました。そして、あれこれしている内に博多に着きました。

 

 

kurume.jpg (6270 バイト)そのあと乗り継ぎで、つばめ1号にのって久留米まで行きます。通勤客が多いので、二日市あたりでビュッフェの準備が出来たそうだったので、そっちでコーヒーを飲んでいました。でも、どうして、久留米で1時間も過ごすかは不思議だと思いますが、実はある理由があるのです。

 

 


tikugogawa1.jpg (6780 バイト)tikugogawa2.jpg (5533 バイト)実は、河を見に来たのです。久留米を流れている河は、そう「筑後川」です。どうして、筑後川なのかそれは、またこの筑後川を見に行ったときに説明したいと思います。僕と同じ学校に通っている人はわかると思います。僕はこの筑後川とちょっとした関係があります。ヒントとして、実はもう一つの写真には、白い工場が写っていますが、この筑後川を題材にした合唱組曲「筑後川」と言う曲がありますが、その曲の1節に「白い工場の群よ。さよなら。」(河口より)と言う部分がありますが、本当に白い工場は実在したんですね。

tikugogawa3.jpg (4603 バイト)さらにもう1節言うと、「フィナーレをこんなにはっきり予想して、河は大きくなる」(河口より)と言うところがあるのですが、実際にこの久留米付近に来るといろいろな支流が1つの河になっていき、大きくなっていきます。もともと筑後川は、阿蘇の山々に降った雨がもとなって、徐々に大きくなって、最後には大河となって有明の海に注ぎ込んでいます。さらに、筑紫次郎と言う異名をもち、利根川の板東太郎、四国吉野川の四国(?)三郎となっている仲間です。福岡、熊本、佐賀、大分(多分)の九州4県にまたがって流れるまさに大河です。まぁ、そんな大河と僕の関係はさっき紹介した組曲筑後川が接点です。

 

185kei.jpg (9585 バイト)for_beppu.jpg (5448 バイト)キハ185系で、別府に行きます。この九州の185系は、四国で使われていた物をもらった物です。それを改造して、今のようになっています。なので、昔は、座席もそのままだったので、グリーン車の座席も当時は喫煙者の自由席扱いだったにで、周遊券で乗ることができました。しかし、今はそうではありませんでした。さて、185系ですが鉄道ファンの中では「一箱」と読む一がいます。1(ひと)8(は)5(こ)と言うことです。

 

beppu.jpg (6555 バイト)onsen.jpg (7331 バイト)折角、別府で1時間あるので、駅前の「駅前高等温泉」と言うところに入ることにしました。駅前なので、1時間でもゆっくり入ることができました。

 

 

 

485kei.jpg (7998 バイト)for_miyazaki.jpg (5433 バイト)さて、1時間後、特急にちりんで宮崎駅まで行きます。このレッドエクスプレスに乗れば、一応、九州特急型車両全乗車と言うことになります。485系のグリーン車なしならあるのですが、グリーン車を連結した九州の485系は初めてです。さて、さっきの話じゃないのですが、鉄道ファンの中では、485系の事を「4箱」と言う人がいます。4(よん)8(は)5(こ)と言うことです。

 

rinia.jpg (4464 バイト)miyazaki.jpg (3958 バイト)日豊本線を走っていると、途中から進行方向向かって左がわになにやら新幹線の高架橋が見えてきます。これは、なにかと言うと、リニアモーターカーの実験線です。今は、車両が火災を起こして、山梨の方に変わりましたが、昔は、ここでリニアの実験を行っていました。そして、にちりん号を宮崎駅で下車します。

 

 

kirishima.jpg (3967 バイト)for_nishsikagoshima2.jpg (5034 バイト)きりしまで、再び隼人に向かいます。ふと、きりしま号を見て思いましたが、この車両は昔、「ハウステンボス」号に使われていた物です。車体の色を見ればわかるのですが、それ決定的に裏付けたのが、1号車の車両のエンブレムの跡です。うっすらとまだ「ハウステンボス」と見えたので、それはそうなんだな。と思いました。

 


hayato.jpg (4723 バイト)hayato2.jpg (3100 バイト)昨日とは時間は違いますが、また同じ路線に乗ります。今回の旅の特徴です。同じ列車、路線に2度乗ると言うことです。しかし、今回は吉松から人吉、八代に抜けます。

 

 

 

yoshimatu.jpg (4731 バイト)shinpei2.jpg (7841 バイト)接続の関係で、列車が少し遅れていたので、車体を取ることは出来ませんでしたが、車内は取ることが出来ました。愛称付き普通列車の「しんぺい」です車内は写真の通りです。キハ31の2人掛けの席が向かい合わせになっていて、そこに座敷が敷いてあって、横になることができます。列車が昼で遅れていなければ、景勝地で徐行してくれるそうです。

 

shinpei.jpg (8171 バイト)shinpei3.jpg (6221 バイト)人吉でしんぺいの写真を撮ることが出来ました。さて、この吉松〜人吉間は、非常に珍しい区間でもあります。スイッチバック形式の運転をしています。なにで、終点や、駅でもないところで停まって、進行方向をかえて、山をジグザグに登っていきます。これは、直線や曲線で登り切れないほどの高低差がある区間で使われる運転方式で、うちの近くでは、箱根登山鉄道がそのような運転方法を取っています。

 

hitoyoshi.jpg (6622 バイト)yatushiro.jpg (7507 バイト)人吉から八代までも各駅停車です。この区間は九州で唯一急行が走っている区間ですが、今回は時間があわないので、のることができませんでした。日本に数えるぐらいしかない急行列車ですが、是非、廃止にはなってほしくないと思います。そして、八代から再び、つばめで西鹿児島に向かいます。

 


←第3日目
→第5日目