No. 73 日付:1997/8/30, 潜水場所:富戸・ヨコバマ 天候:晴れ, 気温:30℃, 海洋状況:にごってる 水面温度:?℃, 水底温度:26℃, 透明度:3-7m 潜行開始:10:59, 浮上開始:11:45, 潜水時間:46min, 最大水深:22.0m ウエイト:2kg, タンク:10L アルミ, 200>50 いい天気だ。富戸ヨコバマには、ダイバーがうぢゃうぢゃしている。一昨日は会社で徹夜し昨日も夜中になってやっと仕事を終え、寝たら死ぬとばかり、カーステレオのボリューム全開、狂ったように叫びながら高速を飛ばしたのであったが、体調はよろしい。 勝手知ったる富戸の海、適当にエントリー。アオリイカの産卵床へ向かう。いた。何匹ものアオリイカが仲良く浮かんでいる。おぉ!産卵している!始めて見た。うるうる。おどかさないように水底を這って接近する。う〜む、アオリイカをこんなに間近に見たのも始めてだ。距離1mくらいかな。 左へ向かって岩場へ。ネンブツダイ、イシモチ、オハグロベラ、カワハギといったお馴染みの魚さんたちを眺める。ゴンズイの群れ。毒があるとは知りながら、手を突っ込む。わらわらと逃げるのだが、すぐまた群れる。かわいい。むふ。やっぱりこの位(7-8cm)のゴンズイの群れが一番かわいいね。20cm位ありそうな奴等が群れてるとちょっとね。 No. 74 日付:1997/8/30, 潜水場所:富戸・ヨコバマ 天候:晴れ, 気温:30℃, 海洋状況:にごってる 水面温度:?, 水底温度:26℃, 透明度:4-6m 潜行開始:14:26, 浮上開始:15:11, 潜水時間:45min, 最大水深:22.0m ウエイト:2kg, タンク:10L アルミ, 200>70 2本目ぇ〜。エントリーから向かって右へ岩場沿いに進む。ハナハゼだ。尾鰭が細く分かれてなんとも優雅だ。真っ白で写真に撮りにくい。ダテハゼとテッポウエビと三者共生するのだが、その辺にはテッポウエビの巣は見つからなかった。 MO嬢がハコフグを捕まえた。キューキュー鳴くんだそうな。しかし、そう簡単に捕まえられるもんではない。と思う...。何度試みても逃げられる。 キンチャクダイ。タテジマキンチャクダイほどではないが、なかなか見栄えのよい魚である。スジコウイカ。ヒメコウイカかもしれない。見分けかたがわからない。ちょっと近づくだけですぐ怒る。7-8cmの小さな身体で懸命に威嚇してくる。が、すぐ逃げる。 う〜ん。海に潜った後のビールはうまい。何本飲んだか覚えてない。いつ寝たのかも覚えてない。朝方気が付くと隣の布団を侵蝕していた。眠い。眠い。Zzz...。 結局、朝ごはんパス、今日は潜るのも諦めて寝ることに決めた。おやすみなさい。 どうもみなが一本潜って帰ってきたらしい。12時近くにやっと起き出す。朝ごはんを一人で食べる。よし。2本目は潜ろう。 No. 75 日付:1997/8/31, 潜水場所:富戸・ヨコバマ 天候:晴れ, 気温:32℃, 海洋状況:にごってる 水面温度:25℃, 水底温度:23℃, 透明度:5m 潜行開始:12:20, 浮上開始:13:06, 潜水時間:56min, 最大水深:17.5m ウエイト:1kg, タンク:10L アルミ, 200>50 さぁエントリー、というところで、あ、ウエイト忘れた。まぁいいや、と思ったが、インストラクターのはぎさんが1kgくれたので、ジャケットのポッケに放り込む。これだけでもちゃんと沈むから不思議だ(ウエイトは通常、体重の10%が目安。わたしゃ10kgかい)。 またまたアオリイカの産卵床へ向かう。いるいる。1カップルが産卵に勤しんでいる。にごってるのとアオリイカが白く透き通ってるのと腕が悪いのとでうまく写らなかった。 なんかの幼魚の群れ。これだけいればどっかにピントが合ってるだろうと、適当に撮ったがだめみたい。何故?シャッタースピードが遅いのかな。よくわからん。 ダルマガレイ。お見事に擬態しているが、私の目はごまかせられんぜ。しかし写らんなぁ...。 No. 76 日付:1997/8/31, 潜水場所:富戸・ヨコバマ 天候:晴れ, 気温:32℃, 海洋状況:にごってる 水面温度:25℃, 水底温度:22℃, 透明度:7m 潜行開始:--:--, 浮上開始:--:--, 潜水時間:54min, 最大水深:15.5m ウエイト:3kg, タンク:10L アルミ, 200>50 今日は一本かぁ、と思っていたが、YK氏が写真を撮りにもう一本潜る、というので一緒に潜ることにした。 YK氏は自費出版とはいえ、写真集を出す腕前。海の中で三脚を立てて写真を撮っている。うむ。テーマを決めて撮らねばならぬのだな。見ればハナハゼが優雅に泳いでいる。よし。今日のテーマは「三者共生」にするがよかろう。 ダテハゼが歩哨を勤める中、テッポウエビが居城の整備に精を出す。ハナハゼはその上方を優雅に泳ぐ。ちょっと脅かしてしまったか。一匹のハナハゼが穴に飛び込んでしまった。こうなったら出てくるのを待ってやろう。...。出てこない。テッポウエビが石を運び出す。別のハナハゼがよってきて上の方で警戒しているようだ。さっきのやつはどうしたんだろう。穴の中はどうなってるんだろうねぇ。もしかして他の穴とつながってて別の穴から出てったのかしらん。掘ってみたい...。 動きがないので飽きてしまった。移動しよう。 ちょっとした岩場の窪みに、ムラサキハナギンチャクが一つ。岩の裏にはなんとかエビが群れている。つと見ると、か、かわいいっ。2cm位のかわいいのがちょろちょろしている。拙者が接写してやらん、とカメラを近づけるが当然逃げる。こういうのはどうやって撮るんだろう?もっとせっしゃ琢磨せんとならぬな。うむ。
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