チュニジアでは、ローマやビザンチン時代の大規模な遺跡や、独特な形をした倉庫群や集落跡など、様々な人々の文化や生活の足跡を見ることができます。 |
ドゥッガ ドゥッガは、なだらかな丘の上に広がる大規模なローマの遺跡です。劇場や神殿などローマらしい迫力のある建物から、貯水槽や共同浴場、住居跡など当時の暮らしの様子を伝えるものがまとまって残っているので、廃墟となった古代の街をまるごと散策して歩けるような遺跡です。 |
シェニニシェニニは丘の上に築かれたベルベル人の集落跡です。現在でも一部に生活している人がいるので、遺跡と言うには語弊もありますが、丘の上の廃墟と化した集落がとても絵になるところです。 |
ドゥイレットドウィレットもタタウィン近郊にあるベルベル人の集落跡です。こちらの方は規模はやや小さめですが、その分訪れる人も少なく、のんびりと過ごせるところです。形も山城のようにカッコ良く、眺めていると、どうしても頂上まで登ってみたくなるので、ちょっとした運動にもなります。 |
ケリビア ケリビアは漁港を見下ろす丘の上にビザンチン時代の要塞のある町です。チュニスからケルクアンの遺跡を訪れる場合にも、まずはこの町を訪れるとアクセスが楽になります。 |
ケルクアン ケルクアンはチュニジアに残るフェニキア人の町の遺跡です。ローマの遺跡のような巨大な建物はなく、床に残るモザイクの装飾もシンプルなデザインのものばかりですが、古代の都市遺跡らしく、個々に小さな浴場の付いた住居跡や大きな共同浴場跡など、当時の町並みや生活を想像させるようなものが多く残されています。 |
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