神岡鉄道
会社名神岡鉄道
線名・区間神岡線(猪谷−奥飛騨温泉口)
開業日1984年10月01日
(1966年10月06日)
廃止日2006年11月30日
撮影神岡鉄道・奥飛騨温泉口駅
 ひと口メモ
 神岡鉱山で産出する濃硫酸を輸送する目的で国鉄・神岡線を引き継いで誕生した第三セクター鉄道です。元々旅客輸送の比重は小さかったのですが、2005年3月末に大荷主である神岡鉱業が鉄道輸送からトラック、タンクローリー輸送に切り替えたため一気に苦況に陥りました。
 沿線は過疎地帯だけに、存続は厳しかったです。
桃花台新交通
会社名桃花台新交通
線名・区間桃花台線(小牧−桃花台東)
開業日1991年03月25日
廃止日2006年09月30日
撮影桃花台新交通
桃花台西−桃花台センター間
 ひと口メモ
 小牧市東部の桃花台ニュータウンと小牧市中心部を結ぶ路線として建設されました。接続する名鉄小牧線が名古屋方面へのアクセス線としては不便であったころから苦戦。多額の累積赤字を抱えたため、開業わずか15年で廃止が決定しました。都市交通の建設のあり方として一石を投じた悲劇の路線でもあります。
ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線
会社名ちほく高原鉄道
線名・区間ふるさと銀河線(池田−北見)
開業日1989年06月04日
(1912年10月05日)
廃止日2006年04月20日
撮影ちほく高原鉄道・置戸駅
 ひと口メモ
 道央と北見、網走を結ぶ路線として開業しましたが、石北線の開通によりローカル線となりました。1989年にJRから切り離され第3セクター鉄道として開業しましたが、毎年数億円単位の赤字を出し続けています。
 昔日の面影をしのばせる高規格化工事を実施し、道央と北見・網走を結ぶメインルートとして復活させ、存続させようという動きもありましたが、資金繰りのめどが立たず、廃止となります。
南海電気鉄道・貴志川線
会社名南海電気鉄道
線名・区間貴志川線(和歌山−貴志)
開業日1933年08月18日
廃止日2006年03月31日
撮影南海電気鉄道・貴志駅
 ひと口メモ
 他の南海線からポツンと離れ小島的な存在の路線です。輸送密度的には鉄道として運営できる規模なのですが、大手資本化ではどうしても諸経費が高くなり不採算路線となってしまいました。廃止後は、わかやま電鐵が路線を引継ぐことが決まっています。
JR西日本・富山港線
会社名JR西日本
線名・区間富山港線(富山−岩瀬浜)
開業日1924年07月23日
廃止日2006年02月28日
撮影JR西日本・越中中島駅
 ひと口メモ
 富山近郊の都市型路線ですが、利用客は年々減少。経営効率化のために日中は電化路線なのに気動車が投入されています。
 存続を検討するにあたり、路面電車化が浮上。富山〜下奥井間を廃止し、富山駅北口〜奥田中学校付近まで併用軌道を新設します。路面電車化とともに経営も第3セクター鉄道「富山ライトレール」に移管します。併用軌道の新設工事に先立ち、既存路線はいったん廃止されます。


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