はやぶさ
列車名寝台特急 はやぶさ
運行開始日1958年10月1日
廃止日2009年3月13日
走行区間東京−熊本
撮影JR九州・門司駅
 ひと口メモ
 1958年に誕生。当時は旧型客車による運行でしたが、1960年に20系化され、現在の形ができあがりました。
 長らく東京−西鹿児島間を結ぶ特急列車として活躍してきましたが、1997年11月のダイヤ改正で、車両運用の効率化もあり、東京−熊本間に短縮されました。
その後、1999年12月には「さくら」と併結運転。2005年3月に「さくら」が廃止されると「富士」併結運転と相手を変えながらも、東京発着の唯一の九州特急として頑張っていましたが、利用客の減少、車両の老朽化もあり、51年に及ぶ歴史と共に廃止されます。
富士
列車名寝台特急 富士
運行開始日1964年10月1日
廃止日2009年3月13日
走行区間東京−大分
撮影JR九州・門司駅
 ひと口メモ
 1964年10月の東海道新幹線開業に伴うダイヤ改正によって、「みずほ」の大分発着の編成を分離独立させる形で、誕生しました。1965年10月には、西鹿児島まで延伸し、日本最長運転の特急列車として名を馳せました。山陽新幹線博多開業後の九州特急の凋落により、1980年に宮崎、1997年に大分に運転区間が短縮。2005年には「さくら」廃止に伴い、「はやぶさ」と併結運転になりました。
 「はやぶさ」共々、東京発着の唯一の九州特急として頑張ってきましたが、利用客の減少、客車の老朽化にともない廃止となりました。夜行列車自体の需要落ち込みが激しいのでやむを得ないとは思いますが、何とかならなかったものか?悔やまれるところです。
つやま
列車名急行 つやま
運行開始日1997年11月29日
廃止日2009年3月13日
走行区間岡山−津山
撮影JR西日本・岡山駅
 ひと口メモ
 岡山−鳥取間を結ぶ急行「砂丘」が特急格上げの上、智頭急行線経由となり、津山線部分は快速化を予定していたが、優等列車の廃止に危機感を持った沿線自治体、商工会の反対により1往復だけ急行として残っていました。
当初は、「砂丘」で使用していたキハ58/28系の急行形車両を使用していましたが、2003年に近郊形のキハ48形に置き換えられ、車両は普通列車なのに急行料金を取る「ぼったくり急行」との異名もありました。2007年の急行「みよし」の廃止により、唯一の昼行急行として注目を浴びていましたが、急行廃止の流れには逆らえず、廃止となりました。


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