日本海
列車名寝台特急 日本海
運行開始日1968年10月01日
廃止日2012年03月16日
走行区間大阪−青森
撮影JR西日本・敦賀駅
 ひと口メモ
 1947年に誕生した急行「日本海」が1968年10月のダイヤ改正(通称:ヨンサントウ)で特急に格上げされる形で誕生しました。大阪、北陸地区から東北、北海道を結ぶ唯一の公共交通機関でしたが、航空路線の充実、新幹線の延伸、高速化、沿線人口の減少にともない利用も低迷。車両も旧態依然ということで、さらに利用低迷となる悪循環でした。
 今後は多客期の臨時列車となる予定ですが、運行日数も少なく事実上の廃止です。
きたぐに
列車名急行 きたぐに
運行開始日1961年10月01日
廃止日2012年03月16日
走行区間大阪−新潟
撮影JR東日本・新津駅
 ひと口メモ
 「きたぐに」の愛称自体は、1961年10月に誕生した金沢−新潟間急行列車の愛称でしたが、1968年10月のダイヤ改正で、大阪−青森間の急行列車が特急に格上げされた際、存続した急行列車の愛称に横滑りする形で的要せました。
 1982年に上越新幹線が開業した時、新潟以北を特急「いなほ」に分離する形で、現在の大阪−新潟間の夜行列車として存続。1985年のダイヤ改正で、583系化され現在に至りました。
 座席や寝台が混在可能な583系の特性を生かしたスタイルが人気でしたが、鉄道の夜行利用自体が低迷しており、車両の老朽化もあり臨時列車化されます。
オーシャンアロー
列車名特急 オーシャンアロー
運行開始日1997年03月08日
廃止日2012年03月16日
走行区間京都−新宮
撮影JR西日本・新大阪駅
 ひと口メモ
 1996年7月に「スーパくろしお」3往復に新車の283系が投入され、「スーパーくろしお・オーシャンアロー」として営業開始。翌春のダイヤ改正で、283系使用の列車は「オーシャンアロー」となりました。
 この編成の特徴は基本編成の3号車に設置されたフリースペースの展望ラウンジで、誰でも自由に利用できます。
 2012年春のダイヤ改正で、「くろしお」に後継車両287系が投入されるのを機に、車両はそのままで「くろしお」に統一されることになり愛称消滅となります。
スーパーくろしお
列車名特急 スーパーくろしお
運行開始日1989年07月22日
廃止日2012年03月16日
走行区間大阪−金沢
撮影JR西日本・大阪駅
 ひと口メモ
 1989年7月にパノラマグリーン車を連結した編成が営業を開始。この編成を移用している編成を区別するために新しい愛称が設定されました。2012年春のダイヤ改正で、「くろしお」に後継車両287系が投入されるのを機に、車両はそのままで「くろしお」に統一されることになり愛称消滅となります。
371系
列車名371系
運行開始日1991年03月16日
廃止日2012年03月16日
走行区間新宿−沼津
撮影小田急電鉄・世田谷代田駅
 ひと口メモ
 前身は、新宿〜御殿場間の急行列車でしたが、1991年の特急化にあわせ新車が投入されました。JR東海の第一号在来線特急形車両で、7両固定編成1編成が製造されました。
登場以来、「あさぎり」と静岡地区「ホームライナー」で使用されていましたが、2012年春のダイヤ改正で、老朽化により引退。JR東海としての後継車両登場の予定はなく、営業区間を新宿−沼津に短縮の上、小田急車両での運行となります。
小田急20000形
列車名20000形 
運行開始日1991年03月16日
廃止日2012年03月16日
走行区間新宿−沼津
新宿−箱根湯本・唐木田
撮影小田急電鉄・新宿駅
 ひと口メモ
 1991年の「あさぎり」特急化にあわせ投入された編成で、JR東海の371系と基本仕様を統一したため、他の小田急特急車両とは異なる2階建て車両や特別席が設定されていることが特徴で1992年に鉄道友の会の「ブルーリボン賞」を受賞しました。「Resort Super Express(RSE)」という愛称で呼ばれ、「あさぎり」の他「はこね」「ホームウェイ」等で使用されています。
 しかし、高床式構造が仇となり、バリアフリー法の施行により引退を迫られ、引退となりますが、富士急行が譲渡に向け交渉を行っています。
300系
列車名300系
運行開始日1992年03月14日
廃止日2012年03月16日
走行区間東京−博多
撮影JR東海・新大阪駅
 ひと口メモ
 東京−新大阪間を2時間30分で結ぶことを目的に開発された新幹線の第3世代編成です。
 「のぞみ」として営業を開始した時は名古屋、京都を通過することになったので、大騒ぎになったモノです
100系
列車名100系
運行開始日1985年10月01日
廃止日2012年03月16日
走行区間岡山−博多
撮影JR西日本・広島駅
 ひと口メモ
 国鉄時代の1985年に第2世代の新幹線車両として開発されました。当時は居住性を高めることに主眼がおかれ2階建て車両や個室など、旅客サービスを意識した設計となっています。その後、JRとなりバブル経済の中、様々なタイプが設計され一世を風靡しましたが、1992年の300系登場により、勢力範囲を狭め、晩年は、短編成化の上「こだま」号への転用が行われました。
0系の消滅から4年あまりで、300系と一緒に形式消滅となります。



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