2003年冬のカナダ

 2003年12月9日(火)〜14日(日)の行程で三度目のカナダに行ってきました。目的地は、ケベック州ケベックとオンタリオ州オタワ。
 2002年にカナダに行かず後悔してしまったので、今年は仕事をクビと言われても良いから是が非でも行くことにしました。とは言え長期間は休めないの で、5日間という強行スケジュールでカナダへ行って来ました。

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行程
月日
天候
航 空機
宿泊先
行ったところ
12月9日(火)
長野…晴れ、+6度
Vancouver…晴れ、+2度
Quebec City…晴れ、-12度
AC2(763)
NRT 17:00
YVR 08:55
       10:30
YYZ 17:50
AC520(CRJ)
YYZ 20:00
YQB 21:24
Best Western City Centre/Centre-Ville
終日移動のみ
12月10日(水)
晴れ、-6度

同上
Quebec City旧市街地
12月11日(木)
雨、+6度

同上
同上
12月13日(金)
Quebec City…晴れ、-2度
Ottawa…晴れ、-12度
AC8709(DH3)
YQB 10:15
YUL 11:11
AC8945(DH1)
YUL 12:00
YOW 12:39
Best Western Jaques Cartier
Ottawa市街地
12月14日(土)
Ottawa…晴れ、-16度
Vancouver…曇り、+3度
AC163(321)
YOW 07:30
YVR 09:50
AC3(763)
YVR 12:00


12月15日(日)

NRT 15:25


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3rd time CANADA


 三度目のカナダは成田から少しバタバタしてしまいました。エア・カナダのカウンターが移った事もありますが、日系ブラジル人の里帰り団体のチェック・イ ンが異様に時間がかかっており、カウンターにたどり着くまで30〜40分は待たされました。
 時間がかかった原因は、彼らは日本語と英語を良く理解できな かった事、荷物がやたらと多かった事、ピサや航空券に不具合があって追い返されたりした人がいた事、などがあったように思えました。いずれにしても、「何 でブラジルに行くのにエア・カナダ??」と思ったのですが、ヴァルグ・ブラジル航空の直行便よりは安いようで、そう言えば2001年6月にエア・カナダに 乗った時も、トロント経由ブラジルまで行くという日本人のおじさんがいました。
 バンコクから一時帰国していて、この日30分違いのバンコク行きで戻る後輩と成田で会う約束をしていたのですが、私のチェック・インが大幅に遅れたた め、彼とは顔を見て一言二言言葉を交わして終わってしまいました。何ともねぇ…。

 2001年9月のテロ以降、エア・カナダのトロント〜成田線は休便となっていましたが、今冬からバンクーバー経由で復活しました。それは良いのですが、 機材がよりによって763とは…。機内に入った途端、カナダのにおいがしてうれしかったのですが、どうもこの機材は旧カナディアンのものらしく、、シート がカナディアン色。しかも、お世辞にも快適とは言えない座り心地。シートが柔らか過ぎるんです。A321みたいに硬いと良いんですがねぇ。

 そんなこんなで、定刻どおり成田を飛び立ち、バンクーバーへ向かいました。
 トロント直行と違って、夜食のカップラーメンは出ませんでしたが、ほぽ似たような時間に似たような物が出ました。蕎麦は相変わらず伸びきったような奴だ し…。機内食で違ったのは、フォークが全てプラスチック製になったことで、やはりこれはテロの影響のようです。

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バンクーバー国際空港(YVR) <往路>


 バンクーバーからの出国はあったのですが、バンクーバーからの入国は初めてでした。これまで、トロントから入国していたのですが便がバンクーバー経由に なったことから、バンクーバーで初めて入国審査を受けることになりました。
 機外に出てすぐにSARSに関する問診票提出を求められました。それにその場でサーモグラフィによる体温測定も行われていて、まだ流行っていないから何 もしないという日本とは対照的な印象を持ちました。
 バンクーバーは到着は上の階を歩かされる、というのは過去バンクーバーで成田行きの飛行機を待っている時に、降りた人達が階段を上って空中(?)を歩い ているので分かっていました。今回自分達がその番となったのですが、何だか色んな所をグルグル歩かされたような気がしました。通路が右に折れたり左に折れ たり、入国審査にたどり着いた頃には一体ここはどこなんだ?みたいな感じでした。

 2001年9月11日以降、初めてのカナダ入国でしたが、入国審査は恐ろしく厳しいものでした。それ以前のバンクーバーでの入国審査はどうだったのか、 私は経験がないので分かりませんが、もし今回と同様だとすれば、トロントと比べバンクーバーのそれは凄く厳しい、ということになります。
 入国審査で入国目的、目的地を聞かれるのは良いのですが、宿泊先まで聞かれたのは初めてでした。しかも、人によっては、入国審査官がホテルまで電話をか けることもあるようです。トロントのターミナル1のあの暗くて窓がなくてジメジメした雰囲気に比べれば、バンクーバーは雰囲気は良いのですが、これは ちょっと…と思いました。

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トロント・ピアソコン国際空港(YYZ)

 今回の旅ではトロント・ピアソン国際空港(yyz)は一度しか立ち寄りませんでした。アメリカ線以外の国際線が発着する第1ターミナル(T1)は人気 (ひとけ)がなくて活気がないし、何となくジメジメしてい好きではないのですが、モントリオール行きを除く国内線が発着する第2ターミナル(T2)は、人 の往来が多くて活気があるし、土産物屋からちょっと素敵な雑貨屋さんまであって私にとっては好きな空港の一つです。
 妻はTime Travelという屋台の時計屋さんから車の形をした時計をお土産に買いました。私は、ミネラル・ウォーターを買った程度です。何せ長野を出てから20時 間くらいは経っていましたので…。

 ケベック・シティ行き機材がCRJのため、同じT2でもちょっとはずれの方でした。乗り場の前には数人しかおらず、本当にここだろうか…という不安があ りましたが、最終的には二十人くらいは集まって、定刻通りに離陸しました。

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ケベック国際空港(YQB) <往路>

 ケベックの空港はアメリカへの国際便が飛んでいるとは言え、あまり大きくありません。機材もCRJやDH3などばかりで、乗り場のゲートも数ヶ所のみで す。

 クリスマスが近いということもあり、着陸前には、きれいに電飾された農家がたくさん見え、日本ではないなぁ、というのを嫌でも感じました。

 私たちの乗った便は当日の最終到着便らしく、空港内の店はレンタカー事務所を除いて全て閉店していました。
 今回はレンタカーでの移動は成り行きで借りる事にしていたので、空港からの移動はタクシーとしました。タクシーは市内までCAD27(だったかな?)均 一。ケベコワは人なつっこいと聞いていたのですが、タクシー運転手のオジサンはそうでもなかったな。英語もあまり分からない感じだったし。

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Best Western City Centre/Centre-Ville

 このベスト・ウェスタンは旧市街地まで徒歩で行ける位置にあります。ベスト・ウェスタンらしい、フレンドリーで気軽な雰囲気でした。部屋は十分な広さで したし、調度品や清掃の程度や従業員の対応も満足できるものでした。
 ただし、レストランの内容はあまり十分とは言えない感じでした。夜は食べていませんが、少なくとも朝は今ひとつでした。外に行ってクレープを食べるには 起床時間が遅すぎたので、ホテル内で済ませようとしたのがいけなかったのかも知れません。

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Quebec City

 ケベック・シティの旧市街地の見所については、いろいろなものに詳細に書かれていますが、せいぜい2日間もあればかなりの見所をまわることが出来ると思 います。ただ、ガイドブックに書かれているものは、冬期以外に動くことを前提にしていますから、冬期だと思った以上に街は静かです。

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