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サロベツ原野〜稚内〜網走
2001/06/12〜2001/06/13
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6月12日火曜日
神威岬〜積丹岬
7時30分起床。
チャド君を起こすが、彼は朝食を頼んでいないらしく起きない。
朝食は夕食としても通用するような内容で、満足。
昨日暖炉の前に置いておいた靴は、若干湿り気が残るものの、十分乾いた。ペアレントさんの配慮に感謝。合羽などは完全に乾いている。
9時30分出発。ペアレントさんと記念撮影。最後まで見送ってもらった。非常に家庭的なユースで感動した。
9時40分、神威岬の駐車場に到着。
岬先端までは結構距離があった。往復40分は見ないといけないだろう。
ここの遊歩道は最近出来たものらしい。旧遊歩道のほうは、現在立ち入り禁止だが、念仏トンネルなど結構アレが出る場所があるらしい。
10時20分になって神威岬を出発。雨は降ったり止んだりだ。積丹岬に到着。ここは駐車場からトンネルをくぐってすぐに岬だ。神威岬のほうが良かったかな?
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積丹ユースホステルで記念撮影 |
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神威岬から |
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小樽〜石狩
黄金岬付近まで来ると雨は土砂ぶり。ブーツカバーをしておいて正解。昨日はブーツカバーしなかったばっかりに靴の中がびしょ濡れになってしまった。
余市、小樽と市街地にさしかかると雨が止む。不思議だ。小樽で記念撮影。
札幌を越え、石狩で231号線に入ると雨が降り出した。浜益村なんか土砂ぶりだった。
途中海水浴上近くの公衆トイレで小便。こういう雨降りだと小便一つが大変だ。
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小樽で |
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留萌〜オロロンライン
留萌を越え、R232オロロンラインに入る。直線が増え始める。なんとか稚内の手前の道道106号線までには雨が小降りになってくれないかと祈りながら走る。
17時ころ、天塩で道道106号に入る。すると、雨が小ぶりになってきて,道が乾いてきた。なんと、天は我に味方した。
雑誌で絶賛されるだけあって良い道だ。右手にサロベツ原野、左手に海を見ながらアベレージ80キロ位で流れている。しかし、利尻島は雲に隠れてほとんど見えなかった。しかし、徐々に雲も切れてきて、最終的には影が出来るくらい空は明るくなった。
18時20分、ノシャップ岬到着。しかし、店は全て閉まっており、ここでウニ丼を食うという目論見は外れた。
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オロロンラインその1
オロロンラインその2
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稚内モシリパユースホステル
19時10分、稚内モシリパユース到着。新しくて施設が整備されたユースだ。
部屋に荷物を置いて夕食をとりに行く。奮発してウニイクラ丼と特上寿司を食べた。ウニはさすがにうまいが、東京でも食えるよな〜〜〜4500円。
再びユースへ。同室は3人。うち一人はなんと50台のおじさんで、自転車で北海道一周しているという。すげ〜〜〜。今日は雨と向かい風の中走ったという。
総走行距離420キロ。
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6月13日水曜日
稚内出発
朝5時30分起床。既に一人は出発した後だった。
残った4人のうち一人も6時になると出発してしまった。
私もゆっくりするのを止めて起床することにする。
朝食は6時45分からだが、女性の宿泊客3人も既に出発した後で、残って朝食を食べたのは男3人だけだった。
朝食中、眼鏡のにいちゃん、仮に鉄君と呼ぶが、オホーツク沿岸の鉄道のことについて熱く語り始めた。また、私が新座在住で、東武東上線を使っていると知ると、池袋駅のホームの構成について語り始めた。鉄君のすさまじい知識に圧倒される。
食事後、7時30分に記念撮影して出発。ノシャップ岬に一度行って礼文島が見えないか確認したが、結局見えなかったので引き返した。稚内駅で最北端の線路の看板の前で記念撮影しようとすると、タクシーの運転手が、シャッターを押そうと名乗り出てくれた。撮影の後、運転手さんと少し立ち話。秋田県出身で、自衛隊で稚内に赴任して、そのまま住んでしまったという。
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稚内駅で |
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宗谷岬
稚内を出て、宗谷岬を目指す。今日はR238をひたすら進む。地図で見るよりまっすぐな道が多かった。宗谷岬が見えてくると同時に空も晴れてきた。遠くにはカラフトも見える。
8時30分着。宗谷岬は思ったよりこじんまりしていた。最北端の碑の前で記念撮影。売店で宗谷岬の旗を買ってバイクに取り付け、出発 。
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宗谷岬、お約束の写真 |
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オホーツク沿岸
猿払あたりで雨が降ってきたので合羽を着込む。しばらく走ると更に雨足が激しくなったので、ブーツカバーも着用。
枝幸は10時30分に通過。ここで昼食の予定だったが、予定より早く着いたので、パスする。雄武付近では雨が止んだ。
紋別市街地が近づくと、「ライダーチャリダー共和国」という食堂の看板がやたら目に着く。面白いので、丁度昼だし、と思い、そこで昼食にする。12時ちょうど。入ってちょっとがっかり。普通の町の食堂だった。「ライダー定食」700円を頼むが、普通の日替わり弁当だった。
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サロマ湖
12時40分食堂出発。チョット走るとサロマ湖への分岐があったので、サロマ湖へ行くことにする。サロマ湖は2度目だが、前回来たときとは別の場所、三里浜から眺める。特にどうってことの無い眺め。すぐに引き返す。ここで合羽を脱ぐ。
R238に戻り、サロマ湖の南を走るが、意外に湖は見えなくて残念。途中、また雨が降り出した。仕方が無いので合羽をまたき込む。
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網走〜オホーツク小清水ユース
網走到着は3時ころ。刑務所前にバイクを止めて刑務所の門まで行くが、別に見るべきものはない。それにしても7年前に来たときの記憶のいかに当てにならないことか。全然記憶と違う。
網走を出て、線路沿いにR244を進む。駅舎を使った喫茶店などの店が目立つ。
予想よりかなり早くユース到着。16時。今日はオホーツク小清水ユースだ。
予想よりぼろい建物で、がっかり。内装も学校みたいだ。洗面所に石鹸が無いのには閉口した。
ユースで周囲の情報を仕入れて「駅馬車」というラーメン屋に行く。このラーメン屋も駅舎利用の店だ。
ツーラーメンを頼む。これが名物らしい。出てきたラーメンを見てびっくり。すごいネギの量。ネギの下にチャーシューと麺が埋まっている。塩味でまずまずの味。800円。
ユースに戻ると、稚内モシリパユースで一緒だったトヨタ勤務の彼が来ていた。彼も網走に予想以上に早く到着し、時間をもてあましたという。
今日同室は彼と遅く到着するもう一人で3人、女性はゼロだそうだ。
8時、風呂が沸いたので、トヨタ君が入った。私はユースの隣にある原生亭という民宿の温泉に入りに行った。ここは源泉が50度以上で、薄めていないし、加熱もしていない源泉かけ流しの温泉だという。地元のおじさんおばさんが銭湯的に利用するからか、結構にぎわっていた。湯はコーヒー色、結構肌にぴりぴり来る。良い湯だった。しかし、シャンプーが無く、石鹸もちびた物しか無いので注意が必要。地元の人はちゃんと用意していた。
風呂からあがり、ユースに戻ると談話室でお茶会が始まった。3人目の客も到着、彼は大阪から何と一泊二日で北海道に来ているという。
明日のルートの話やユースの話、レンタカーの話で盛りあがって9時30分に解散、私以外はみんな7時前に出るらしい。
総走行距離400キロ
6/09〜6/11 東北縦断〜函館〜積丹半島へ>>
6/14〜6/16 知床〜釧路湿原〜襟裳岬〜帰宅へ>>
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網走番外地。今じゃ普通の刑務所。 |
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オホーツク小清水ユース |
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