ドソイギャラ ドBeerチャイエ

211(号室) ビール 2本 持ってきて
ボンベイ(ムンバイ)の定宿、ホテルナタラージでは泊まる部屋は211号室と決めていました。なぜか?211、ドソイギャラを覚えた、ただそれだけです。ホテルはクイーンズネックレスと呼ばれる長く美しい海岸線に面していましたがB級です。ビールはブラックラベルかキングフィシャー、当てはもっぱらポテトチップスにケチャップをつける(初めは驚きましたが)かパパジ、ピリットからいパリパリの極薄せんべいです。ヒンズー語で1,2,3はエイク、ド、ティンで、ソは百、エイクソ、ドソ、ティンソは百,二百,三百になります。イギャラは11,バラは12(くわバラからの発想ですぐ覚えました)。チャイエはgive meでこれにBeerをつけるとビアーチャイエ、パニ(水)チャイエ、カナ(食事)チャイエ、大変便利かつ使いでの有る言葉です。インドのホテルのレストラン(インド料理)ではたいてい中華のメニューが用意されています。ヤキそば、ヤキ飯、ワンタンスープはたいていあります。まあまあいけます。料理の注文の時に必ず聞かれるのが、ベジorノンベジ?(ベジタリアンがそうでないか)返答で中に入る具が違ってきます。わたしはもちノンベジです。飛行機の機内食、列車の車内食でも同様です。パニ(水)はミネラルウオーターが無難です。必ず目の前で開栓を確認,これはインドでの常識です。酔っ払うと時にはインディアンルーレットをやらかしますが、答えはその日にでます。ホテルの冷蔵庫の水の安全性はレボルバーの6発の弾丸ひくホテルの星数です。
カルカッタは危険の匂い1999/3/10
まづご注意有れ空港から市内までの、タクシー、タイヤはつるつる山無し状態,、でもって飛ばす飛ばす、これだけならまだ許す。コラ後ろむくな!前みて運転せんかい、アルバムなんか見たない、嫁はんがホテルでまっとるんや、命あっての物だねや、あんたの女友達なんかしるかい、前見て運転、キエー I am Karate Master.....
インドも日本と同じ左通行、乗合バスは全て左に傾いている、左から人が乗る乗るぶらさがる、それでもって左側に傾く、重量が左にかかる、タイヤに負担がかかる、そしてたいがいは左側のタイヤがバースト、車は左にそれて立ち木にぶち当たるか、その手前の砂被りで止まるということ。長距離道路は真中のみアスファルト舗装,その両側に砂被りの退避道があり,両端は立ち木で行き止まりという構図。目の前でバスのバースト現場をカルカッタで目撃。もし右側タイヤのバーストなら悲惨をきわめる。超重量級トラックとの正面衝突,全員あの世行き。トラックのブランドはタタ、日本の郵便局マークをフロントにつけたやつ、これがほとんど、そして時たまレイランド。なにしろ迫力大いに有り。道路は彼らのバトルフィールド、どちらが先に道を譲るか、タクシーなんて虫けら同然。まずはいかに無事にホテルに着くか、これに集中しましょう。ここはインドの大都市では一番混沌としたところ,道にはあらゆる物が行き交っている、歩行者,自転車、バイク、スクーター(インデアンベスパ)、馬車,荷車,三輪車、リキシャ、タクシー,車、トラック、トラム(市電)そしてetc.マザー・テレサはこんなんが好きやったのかなと考えたりします。I like itですけれども。ゴッタ煮の町カルカッタ。(カルカッタの繊維問屋街) ・・・・・・・・・・ここらでお茶にしますか?
ケララ州 コタヤム1999/3/12
インド洋に面した最南端の州、話す言葉はマラヤラム語、MALAYALAM、前から読んでもマラヤラム、後ろから読んでもマラヤラム。州都はコーチン、古くからの港町.ここから日本向けに紅茶や砂鉄が輸出されています。ここの近くには、シーナゴング、ユダヤ教の教会があり、今もユダヤ人が住み、香料貿易に従事しています。NHKの海ノシルクロードでも取り上げられた教会で床一面が中国(宋の時代か?)から輸入された手描きの(柄が全部違う)タイルで敷き詰められています。往時の栄華が偲ばれます。海岸には四手網がここかしこにありなつかしい風景です。なぜコタヤムに?デリーの取引先のMr.Jacob(ジェイコブ)の故郷がここ。かれの帰国に便乗したしだい。空路デリーからマドラスへ、乗り継いで、コーチンへ、コーチンから汽車でコタヤムへ。重い商売道具の入ったスーツケースは(30kgsはある)赤帽ならぬ赤ターバンがヒョイと頭に載せて運んでくれる。他の町と比べるとしっとりとこざっぱりしている。バスもタクシーも三輪車もきれい。行き交う人もそんな感じ。識字率、就学率ともインドで一番、なるほどとうなずけます。彼の叔父さんいわくここまできたらこれを飲んでかえらないかんとの事。出てきたのが白くにごったココナッツのドブロク、”トディー”、ココヤシの木にのぼり、ヤシの実に穴をあけて、ドロをすりこむ(これに発酵菌含有か?)それで1日(?)待てば出来上がり。時間が経つと透明になりアルコールの度数が上がるとの事。大好きなのがカリミーン、これはマナガツオのホットチリソース煮、これは美味かった。彼のデリーの家に滞在すると今でも1回はこの料理がでてくる。感謝。
雨季でしたので、コタヤム駅プラットホームは濡れて光っています。ここで、天が裂けたのかとおもう豪雨を経験しました。(赤ターバンの上に乗っているのが私ノスーツケースです。)