滋の気を強く受けた人の性格は、勤勉で時を惜しんで働くうえに物を大切にしますから、しまり屋といわれます。さらに金銭に関して大変に敏感であり(いわゆる「勘定高い」)、粗衣粗食をいとわないのです。派手な消費や交際、義援金を出すことなどは大嫌い。物を貰うことや貯蓄、実のなる木などが好きです。物陰でひそひそ話をする癖があります。
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結の気を強く受けた人は胸のふさがりが強く、出不精です。すべてに融通がききません。例えば、机の上の物の置き場所とか、通勤の道順とか、状況に応じて変更するのが嫌いです。反面、指示された事はきちんと守るので大いに信頼されます。技能を習得する場面でも、先輩の言葉をよく守り、基本をしつかりマスターして(時間はかかっても)大成するのです。無口で偏屈ですから、人から話し掛けられても返事をしないことがよくあります。連絡したり、自分の立場を表明したりが即座にできないので、すべて滞りがちです。
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演気の優位な人は八方に気を配り、大局的判断に優れています。広く世界に眼を向けて雄志を抱き、いわゆる進取の気性に富んでいます。グループの中ではすぐに指導者として人を指図する立場にたちますが、反面、人の思惑を無視したり、日常の手続きなどに細かい注意を怠ったりしがちです。見得を張るため、よけいな出費をします。執着心が無く、さらさらしているから愛情のこもった言葉などがなかなか言えないし、丁寧に頭を下げるのが嫌いです。人を脅す癖があります。
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豊の気を強く受けた人の性格は、寛容で静か、人と争うことは大嫌いです。優柔不断ですから、賛成出来ないことでもきっぱりと断りきれません。気長で、用事をてきぱきと処理することは大の苦手です。美食と朝寝坊が大好きです。
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奮の気を強く受けた人の性格は、怒気を常に外に表わして、人に逆らい、平地に争いを起こすのを楽しむ風があります。目上には反抗し、目下の者はいじめるが自分に従う者には親切に応じます。江戸時代の伏客の気性でしょう。ちょっとロを利いても言葉に刺があって、一々人の気に障ることを我知らずに言ってしまいます。元々まとまらない話を打ち壊す場合にはもってこいの性格です。
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止の気を強く受けた人の性格を一言でいえば、嫉妬心が深いことです。男女間、兄弟姉妹、同僚、隣近所の人を問わず、何につけても羨ましく思います。他人の幸せは自分の不幸なのです。しかし、自分はそれを超える幸せを得ようという向上心を持っています。美しいもの、上品な物を好みます。
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合の性格は滋の対極です。賑やかなことが大好きで、路や乗り物の中で未知の人と合ってもすぐ親しくなったりします。消費も派手で、車や洋服など欲しいものを見ると借金をしてでも買わずにいられません。しかし、せっかく手に入れても大切に使うのではなく、また新しいものが欲しくなってしまいます。開けっぴろげの性格だから自分の感情でも、秘密の情報でも、腹の中に閉まっておくことが出来ないでしゃべってしまいます。このように滋と合は正反対の性質を持っていますが、両方の気が一人の人間に色濃く共存していることも決して稀ではありません。
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老気の特徽はすべてに丁寧で、細かいところに神経が行き届いていることです。遠慮探く、人が失敗すれば痛々しく思い、裏でそっとカバーしてあげたりします。無駄な取り越し苦労や後悔や愚痴も多いが、反面その細かい神経が良く働けば一芸に達する性質ともなりうるのです。極めて同情心が豊かだから「世界中の人が幸せにならなければ、私の幸せも存在しない」とか「生あるものすべてを慈しまなければならない」という表現が生まれます。常に漠然とした不安と迷いの中に生きているのです。嗅覚は特に鋭敏です。
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緩の気を強く受けた人は世話焼きで、その場その場を間に合わせることが得意です。親切に気を効かせるのは良いのですが、度が過ぎるとお節介になり、人と衝突してしまいます。話の中に作り事を混ぜる癖があります。「有りのまま」ということが嫌いなのです。また、よく度忘れや勘違いをします。
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堕の気を強く受けた人は、思い付き、工夫、先廻りのようなことが好きです。知恵や創造力に富んでいるといえますが、悪くすると謀略、詐欺、表裏反離となってしまいます。物事を調停するのには打ってつけの性質ですが、裏工作に走り一気に大望を遂げようとする場合には身の破滅を招くことになりかねないのです。順序をふむことや、空理空論が嫌いです。
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煉気の特徴は、奮と反対に怒気を内に秘めて、やせ我慢していることです。耐える力は強く、自分の納得するまで研究し、練習を繰り返すので、技能を身につけるには必要な性質といえます。有名な運動選手や芸術家によく見られます(イチロー、五島みどりの額に煉の特徴がある)。煉は囲碁や将棋が好きで、プロ棋士の中にもよく煉気の人を見かけます。対人関係の場面では、意地悪で、理屈っぽく、負け惜しみが強いから家庭内の不和が絶えません。義理堅いのは良いが、とかく「他人には義理、身内には不和」になりやすいのです。
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実の気を強く受けた人は、率直で一途です。思い通りのこと、思い切りの良いことをずばずば言ってしまいます。手っ取りばやいことが好きで、理屈や長話しは大嫌いです。人を誘うことも人と相談することもあまりしません。黙って行き先も告げずに出掛けてしまったり、帰宅すれば門口から何か文句を言いながら入ってくる癖があります。
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