銀河百科事典のトップへ戻る/ アシモフのトップページに戻る

「うそつき」Liar!
○初出
1941年5月「アスタウンディング・サイエンス・フィクション」誌

○内容
USロボット社が開発したRBシリーズの34号は、偶然にも人の心を読み取るロボットとなってしまった。RB34号「ハービィ」は相手の心を読み取り、ロボット三原則の第一条にしたがってその人に都合の良いうそを語りかける。しかしそれはいくつかの悲喜劇を引き起こしてしまう。

○解説
アシモフによる「ロボット三原則」のありかたが明確に出され、それをめぐる論理的遊び心に満ちた好短編。ロボット短編シリーズの主役とも言えるロボット心理学者スーザン=キャルビンにとっては忘れ得ぬ事件となる。またこの作品で描かれた「人の心を読む」というテーマは、その後のアシモフ作品に繰り返し登場することになる。

○時代考証
「われはロボット」の中でスーザン=キャルビンはこの事件を2021年のことと明言している。なお、この当時スーザン=キャルビンは38歳。
○項目解説
□RB34号(RB−34)
□アルフレッド=ラニング(Alfred Lanning)
□「宇宙の恋」("Love in Space")
□オバーマン(Obermann)
□「紅の情熱」("Purple Passion")
□スーザン=キャルビン(Susan Calvin)
□超原子モーター(hyperatomic motor)
□「超原子理論」("Theory of Hyperatomics")
□ハービィ(Harbie)
□ピーター=ボガート(Peter Bogert)
□ミッチェル(Mitchell)
□ミルトン=アッシュ(Milton Ashe)
□USロボット&機械人間株式会社(US Robot&Mechanicalman)
□陽電子頭脳(positoronic brain)
□惑星間規約(Interplanetary Code)