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□惑星間規約(Interplanetary Code)
詳細は不明だが、太陽系内における規定を定めた条約的なものと思われる。当初ロボット排斥運動のあおりで地球上でロボットを動かすことは禁じられていたが、必要から宇宙へ積み出す際に工場内でテストをすることを認めるようにこの規約が改定されたことがあった(「うそつき」参照)。しかしその結果ロボット排斥運動がかえって激しくなったことも事実である。 
□ワールド・スチール社(World Steel)
「災厄のとき」に登場する21世紀の製鉄会社。2052年に二万トン以上の過剰生産を報告している。取締役のうち5人が反ロボット団体「人類同盟」のメンバーだった。
□「われ思う、ゆえにわれあり」(I,myself,exist,because I think)
フランスの哲学者デカルトの名台詞の引用。この世のすべての存在を懐疑した先に到達する結論であるが、「われ思う、ゆえに・・・(原題は「理由」)」において、ロボット・キューティーが思考の結果この結論を得る。
□ワレンスキー(Walensky)
「迷子のロボット」の舞台となるハイパー基地に勤める作業員の一人。