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「迷子のロボット」Little Lost Robot
○初出
1947年3月 「アスタウンディング・サイエンス・フィクション」誌

○内容
ハイパートラベルの研究基地でロボットが一体行方不明になってしまった。しかも事もあろうにそのロボットは「第一条」が緩和されたロボットで、自らの存在を同型の62体のロボットの中へ隠してしまう。どれが問題のロボットなのか?ロボ心理学者・スーザン=キャルビンが挑む。

○解説
「ロボット三原則」を駆使したアシモフお得意のミステリ調の一編。まったく同型のロボットの中から「本物」を探し出すという推理小説の犯人探しみたいな趣向で楽しませてくれる。

○時代考証
スーザン=キャルビンがインタビューに対して「2029年」と明確に答えている。恒星間航行の研究中に事件が起こっている。なお、「第一条」を緩和したロボットの登場は後にも先にもこの一編だけである。「鋼鉄都市」によると過去にそうしたことは試みられなかったというが…
○項目解説
□エーテル物理学(etheric phisicist)
□NS2モデル(NS-2model)
□カルナー(Kallner)
□キンボール・チューブ(Kimball tube)
□ジェラルド=ブラック(Gerald Black)
□スーザン=キャルビン(Susan Calvin)
□世界連邦(Warld Co-ordinator)
□第一条(First Law)
□超原子力エンジン(Hyperatomic Drive)
□ネスター10号(Nestor-10)
□ハイパー基地(Hyper Base)
□ピーター=ボガート(Peter Bogert)
□プラナー反応(Planar Reaction)
□フランケンシュタイン・コンプレックス(Frankenstein Complex)
□マカダムズ(McAdams)
□USロボット&機械人間株式会社(US Robot&Mechanicalman)
□ロビンズ(Robbins)
□ロボット反対法(antirobot lagislation)
□ワレンスキー(Walensky)