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「野うさぎを追って」Catch That Rabbit
○初出
1944年2月「アスタウンディング・サイエンス・フィクション」誌

○内容
小惑星鉱山の採掘用に開発されたマルチ・ロボットDV5号。このロボットは本体と別に「指」と呼ばれる六体のサブ・ロボットを率いていた。しかし原因不明の異常が頻発したため、パウエルとドノバンは欠陥の原因を探していく。そのうち思わぬ危機が彼らを襲う。

○解説
ロボット・シリーズの一方の主人公とも言える「パウエル・ドノバン」コンビの第三作。今回は「マルチロボット」という特殊な形態のロボットを相手に奮闘する。ちょっと解決の仕方が安っぽいという印象も無くはない。

○時代考証
明らかに「われ思う、ゆえに…」の直後の物語であり、2016年頃の事件と考えられる。
○項目解説
□グレゴリィ=パウエル(Gregory.Powell)
□ディトネイター(ditonator)
□デイブ(Dave)
□フィールド=テスト(Field-Test)
□マイケル=ドノバン(Mickel.Donovan)
□マコーマック−ウィズレイ・テスター(McCormack-Wesley tester)
□マルチ・ロボット(Multi Robot)
□陽電子場(Positronic field)
□ルナ=ボール(Lunar Bowl)
□ロボット工学ハンドブック(Handbook of Robotics)