ご案内
長年にわたりマイムの公演や講習の依頼にお応えしてまいりましたが、私の習い事などの予定が忙しくなりまして、
日にちがうまく取れません。今までのような活動を終了させていただくことにしました。
今後は『クロスロード』『清水きよしワークショップ』に力を注ぐことにいたします。
たくさんの方々にお目にかかれたことを感謝しております。ありがとうございました!(2017.12.)
E-mail: rainbows-end@sky.117.cx
チコのプロフィール:下にあります。
★2004年4月から講師をしています。1回のみでも継続でも、参加自由です。参加費無料
気軽にお越しください。
パントマイム教室 AT クロスロード(大阪府枚方市)
毎月第一木曜日 14:00〜16:00(30分ごとに5分間の休憩を取ります。)
2019年次回:6/6に開きます。
2019年の第一木曜日:4/4 5/2 6/6 7/4 8/1 9/5 10/3 11/7 12/5
参加ご希望の方はクロスロードへお電話ください。TEL:072-843-4100
(開所日 水曜日〜日曜日 午前10:00〜午後6:00)
着替えるところはあります。
会場:クロスロード、
大阪府枚方市川原町9−4
第二浜田ビル2階
TEL:072-843-4100
(開所日 水曜日〜日曜日 午前10:00〜午後6:00)
会場地図:
枚方市民会館の前を通り、[川原商店街]というアーチをくぐって
一つ目の小さい四つ角を左へ。駐車場の隣りの茶色いビルの2階です。
※クロスロードは障害を持つ人と持たない人との交流の場として、
カルチャーセンター的に色々な講座を開いています。
書道、絵手紙、クレイクラフトほか。
詳しくはクロスロードへお問い合わせください。
クロスロード
レッスン内容
パントマイムのレッスンではほんとに、伝えたいことがいっぱいあって、月一回2時間というと、全然足りません。しかも、一回しか会わない人もおられるとなると、何を伝えるべきか迷います。どういう風に練習をしても、一回では伝わらない、また月一回では上達はなかなか難しい。参考にしながら家で練習をしていただくしかないですね。いかに日常生活の中で気づくか、無意識に生活している部分を意識するかということがパントマイムの初めです。個人個人のアイディア勝負ですね。私の介入する部分はほんの接点でしかないですから。是非みなさんが根を張り枝を伸ばしてくださいね!
毎回のレッスンの様子はブログに書いていますのでご覧下さい。
ブログ:テーマ「パントマイム」の記事一覧
清水きよしワークショップ(大阪市内)
http://mimeworks.net/work-shop-jyohou.html
【大阪・四ツ橋】
2019年度4月から毎月開かれます
--------------------------
●場所:日本殺陣道協会スタジオ
大阪市西区北堀江1-1-27 イマイビル3階
地下鉄四つ橋3号出口
●お問い合わせ/お申し込み 090−4060−8516(清水)
s-kiyo@yb4.so-net.ne.jp
+++++++++++++++++++++
☆フェイスブックでのお問い合わせ、お申し込みもお受けします。
https://www.facebook.com/kiyoshi.shimizu.90
+++++++++++++++++++++
近況
内容はブログに書いています。テーマ「パントマイム」の記事一覧
●2016.01.26. オープンマイク語り場の会へのパントマイム出演
●2014.10.28. よしもとの若手漫才コンビ「ラフ次元」へのパントマイム指導
●2014.09.21. 朝日カルチャーセンターくずは教室開講の記念イベント(出演)
●2013.11.03. オープンデイ2013 京都市国際交流会館のイベント(出演)
●2012.11.11. カブスカウト(枚方市)パントマイム発表会の為の練習(講師)
●2011.12.22. 額田児童館(福知山市)小学生おたのしみ会(公演)
●2011.12.03. 聖徳フェスタ at 大阪教育福祉専門学校(講師)
●2011.11.03. 大阪市立大学銀杏祭(出演)
●2011.10.25. マルシェ枚方いきいきフェスタ(出演)
●2011.02.15. 小杉ライブ at よしもと∞ホール(出演)
突然の依頼で、アマチュアマイミストとしては初めての経験をしてきました。(笑)生きてると色んなことがありますねえ。
関西の漫才コンビ・ブラックマヨネーズの小杉さんが単独でライブを毎月開催しておられるそうです。ライブのコーナーで漫才以外の芸を持っている人を招いて教えてもらおうという企画です。で、今回はパントマイムを習おうということでした。ゲストに藤崎マーケット(田崎・藤原)とストリーク(山田・吉本)の4名が招かれていました。司会進行は吉本さん。パントマイムの生徒となるのは4名でした。打合せでどういうことを教えていくとか決めましたが、時間が決まっている内容なので司会の吉本さんが手順よく進めてくださいます。教えたり感想を言ったりすることになっていましたが、みなさんがどういうパントマイムをやるのかは舞台に上がってみないとわからないので、前もって考えることもないし、それ以外に突然振られてくるので、それなりに合わせていったりして、なかなか面白かったです。私はきっちり決めてやるよりはその場の雰囲気でやることを決めていったりする方がやりやすい方なので、ライブの舞台もほとんど緊張なく、また芸人さんに囲まれているという特別な感情もなく、心底楽しんでおりました。(ナント・ズブトイ・ヤツダ)
楽屋では小杉さんや藤崎マーケット・ストリークのみなさんと一緒に写真を写してもらい、ありがたい家宝になりました!
●2010.12.22. National Theater of Young Artists
(講師)
劇団の練習でパントマイム・レッスンを行いました。対象は6歳〜16歳の男女11名。毎週劇団の練習を続けていて、舞台にも立ったことがある子ども達なので、自分で考えて、想像して演技してくれたことが一番楽しかったです。パントマイムは過去2回くらい、劇団の指導者さんが教えられたということでしたが、パントマイムと言葉で言っても教える人により、またその時により、どういう内容だったのかはわからないので、あまり気にせず約2時間で伝えられることを考えました。
パントマイムで一番大事なテクニックは「動作を止める」ことです。たぶん舞踊などでも「腰が据わる」といいますが、そのようなことと似ていると思います。流れないことです。それともう一つ大事なことは「想像力」です。これらが出来た上に自分でストーリーを作るとか見ている人にきちんと伝えるとかができると、パントマイムとして見てもらえる芸になるのですが、今日はそこまでは行けませんので、一番土台として大事なことを練習してもらいました。
「オルゴール人形」……これは動作を止める練習。
「霧の中」……これは想像力の練習。私がアバウトに設定したストーリーを話し、それを子供達が頭の中に風景を描き、実際に身体を動かし、歩いている間に風景が見えたり触ったりできることの練習。
最後にボールを使った空間固定の練習。ボールを出した瞬間に子供達はボールで遊び始め、ボールが動かなくなる練習と聞くと、空想が頭の中に渦巻いて、自分の世界に没頭していました。最後に、実際のボールを使わなくてもパントマイムは出来るし、また実際のボールがない方が、大きさを変えたりボールの質感を変えたりできるので面白いよというサンプルを見てもらいました。
●2010.12.4. 聖徳フェスタ at 大阪教育福祉専門学校(講師)
今年で4回目の講座でした。1時間のパントマイム体験を2コマのレッスンです。最近は2時間〜3時間の講座が多いので、久しぶりに1時間というと短くて伝えたいことがなかなか伝わらなかったなあという反省です。やはり時間が短いともっとピンポイントでレッスンしないといけないかなと思います。また、学生さん達は恥ずかしいという思いが強いみたいで、なかなか私の思ったように練習してもらえなかったです。最近よくやっている「壁にぶつかる」というのをやったんですが。「壁」の練習と同時に自分のアイディアで壁の向こうへ抜け出るという自分らしさを発揮できるところが面白いと思うのですが、それが難しかったみたいです。
それでも最後にみんなの前でなんとか演じてくれました。きっと学生さん達にとっては、人に見せることは初めての経験だったのでしょう。半分くらいの人達はそれなりに一生懸命考えて演じてくれましたので、興味を持ってくれていた人はいました。パントマイムってやっぱり難しいのかなあ?それともレッスンの題材が悪かったかなあ?と、例年になく落ち込んでしまいました。学校側としては学生の申し込みで参加者を決めておられるとのことでしたが、興味とはちょっと内容が違ったのかもしれませんね。
●2010.10.16&30. 樽井公民館パントマイム講座(泉南市)(講師)
大阪府の南の端、和歌山県に近い泉南市樽井公民館で二回講座を開いた。参加者は一回目15人、二回目7人。二回目は特に台風が接近するかどうかの瀬戸際の日だったので開催が危ぶまれたが、台風は海の方を通ってくれたので、おかげさまで雨にも遭わず。
最初から「壁」を教えてほしいとの依頼だったので、「壁」と「マイムウォーク」に焦点を絞り、加えて感情表現や目線の使い方、心を研ぎほぐす内容も入れた。一回目は人数が多いので「目をつむって歩く」の練習も出来た。これはほとんどの人が初体験のことだし、広い場所とある程度の人数がある方がわかりやすい練習なので、よかったと思った。こういう種類の練習は日常生活では決して経験することができないことなので、本当は「倒れる」練習もやりたかったのだが、時間的がなく諦める。一回目にはグループ分けして「誰がリーダーか」というのを、二回目は参加者が少なかったが「好きな色」もやりった。多い方が楽しいと思う。こういう練習は清水きよしさんのワークショップで習ってとても楽しかったので、私の講座でもよく取り入れている。
一回目に「壁」の基本をやって、壁からどうやって出てくるかを宿題にした。二回目の参加者が少なかったのが幸いして、一人ずつ舞台に上がって宿題の発表をしてもらえたのがよかった。あとはマイムウォークとムーンウォーク。ほんの入り口といった講座内容だったが、二回参加された人は少し身に付いたのではないかと思う。
ブログに書いています。
樽井公民館パントマイム講座(10/16)|樽井公民館パントマイム講座(10/30)
●2010.10.09. サタデーキッズクラブ(堺市)(公演)
堺市教育委員会、地域交流課からの依頼で、ふれあい人権センターのサタデーキッズクラブでの公演と体験コーナー。1時間半の予定だったので、40分くらいパントマイムを見てもらって、あとの時間を体験コーナーにする。参加者は小学生20人くらい。公演の方はよく見てくれた。子供達がひそひそとしゃべる内容を聞いていると、ちゃんとわかってくれているのがよくわかって嬉しかった。今回も大阪市立大学での公演に出演してくれた女性と一緒に出演した。彼女は壁のテクニックを使って楽しいお話を作った。これも子供達はちゃんと理解してくれてよかった。
今日の演目:
1.オルゴール人形
2.つなひき
3.花
4.ドーナツ
5.であい
6.ふうせん
体験コーナーは見てもらった演目の中からまねっこするような形で、一部分を子供達にやってもらった。初めは恥ずかしがっていた子供達だが、徐々に舞台に上がることが楽しくなっていったようだった。
ブログの記事はこちら:サタデーキッズクラブ(10/9)
●2010.09.05. デイサービス青蓮寺(名張)(講師)
デイサービスの職員さん達、13名が参加でワークショップを行った。普段から介護のプログラムとして色々なリクレーションを実施しておられるそうだが、その一つとしてパントマイムに興味を持たれたそうだ。3時間のメニューでこれからの現場で活用していただけるよう、わかりやすくて、自分たちでなんとか練習できる方法を教えることにした。自分で練習するという意味は、いつも使っている道具などをどうやって身体の各部分が動いているか、それを使う時にどういう気持ちになるのか、表情はどうなっているのか、などなど、自分の観察を出来るようになることだ。その為、私が運べるわずかな荷物ではあるが、風船、ボール、ロープ、おしゃもじなどを持って行った。丁度普段使っておられるお手玉もそこにあったので、実際に参加者にやってもらって、その様子を観察してもらって、何気なくやっていることに対して気づいてもらえてよかったと思う。真面目そうな方達ばかりだったが、練習しているとどんどんイメージが膨らんでいくのか、時間が経つにつれ、とても賑やかな会場となった。自分たちで観察する力が少しついて来られたかもしれない。ぜひ、日常の現場で活用して楽しいプログラムを作ってほしい。
ワークショップに先立ち、私のパントマイムを見てもらった。
1. ドーナツ
2. 花
3. 老芸人
ブログにも書いています。青蓮寺ダム湖のきれいな写真もいっぱいあります。
パントマイムワークショップ(9/5)
●2010.04.17. 大阪市立大学ふたば祭(公演)
前回は2006年の第一回目に出演させていただいた。今年は第五回目。今回はクロスロードで練習している人と二人で参加。おかげで、演目にも変化がつき、一人では決して演じられない「つなひき」が出来た。クロスロードで散々練習したので、息はぴったり。お客さんは少なかったが相変わらず「ドーナツ」はいつも同じところで笑いが来る。でも野外なのでその笑い声も舞台に届く頃には小さい声になる。他のステージの音楽やMCが聞こえてマイムの音楽が聞こえにくい。野外は難しい。野外の体験はほとんどないのと、室内の舞台向けに作っているので演目が合わない。でもそれはパントマイムの個性だと思うので、敢えて野外向けに…と思わないことにする。私の自己表現なので。
今日の演目。
1. 壁が!
2. 新聞氏
3. 花
4. つなひき
5. ドーナツ
6. ティッシュ
7. ふうせん
ブログにも書いています。
大阪市立大学ふたば祭出演(4/17)
●2009.12.20. あわてんぼうのクリスマスパーチィー
〜くずは生涯学習センター活動委員会事業〜(公演)
知り合いを通してパントマイムの依頼を受けた。フォークグループを中心にしてゲストの芸を鑑賞するという内容。15分間、できたらお客さんも何かしてもらえるようにとの依頼だったので、「ドーナツ」をいつものように演じて、「ふうせん」の時にお客さんに舞台へ上がってもらった。私のやりたかったことがちょっと技量不足で伝わらなかったが、お客さんとしては積極的に舞台に来てくださったのがよかった。時間の目安の為に音楽を16分くらい録音しておいたのだが、その音楽の間に終わらないといけないという焦りもあって、私としてはハラハラしていた。見ていた人はそういうことは全然感じずに楽しんでくださったようだ。ほっとした。お客さんと一緒に何かするときの方法はもうちょっと考えるべきだと反省した。
●2009.12.12. 聖徳フェスタ at 大阪教育福祉専門学校(講師)
今年で3年目になる聖徳フェスタ。(ありがたいです。)学生さん達に1時間を2コマで教える。今年は「つなひき」を1時間で覚えてもらって、発表まで。時間が足りるかなと心配だったので、練習する手順をきっちり考えておいた。おかげで全員の発表までこぎ着けられてよかった。
【講座内容】
- イラストを描いて貼っておいて、全体のイメージを持ってもらう。
- 背の高さが同じくらいの人と組になる。
- 縦に二列に並ぶ。
- 左側の人だけの練習。次に右側の人だけの練習。
- 最初の部分を二人組で練習。
- 音楽に合わせる。
- 自由に考える部分の練習。(3箇所)
- 音楽に合わせる部分を徐々に長くしていって、最後まで。
- 一組ずつみんなの前で発表。
パントマイム講座(12/12)
●2009.11.01. 清水きよし「幻の蝶」30周年記念公演 Vol.120(鑑賞)
ブログ:清水きよし「幻の蝶」30周年(11/1)
●2009.8.22. 大阪市立弁天町市民学習センター(講師)
夏祭りの「親子でわくわく体験教室」という催しの中の「まねっこパントマイム」というコーナーでパントマイムを体験してもらった。内容としては2002年と2003年に開催したキッズプラザ大阪でのワークショップと似た内容にした。45分を2コマ。対象は親子10組。
予定より参加者が少なく、子供だけの参加者もおられたが、そういう規定にとらわれることなく、やりたい人に来てもらう方が嬉しいので、子供のみの参加者もよいことにした。子供だけで来る、自分がやってみたいから来るというのは有り難いことである。しかも「パントマイムを見たことある人〜!」って聞くとその子たちは手を挙げない。しかも「マジックするの?」なんて言っているが、(アレ?)最後まで楽しんでパントマイムで遊んでくれた。
部屋に入って来た時はやや緊張気味の顔でおとなしかったが、終わって部屋を出る時の「バイバイ〜!」はすごく嬉しそうな笑顔で言ってくれて、たっぷり遊んでくれたんだなあと思う顔だった。私も嬉しい。
しかし、いつでもどこでも広い部屋に入ると子供は必ず!!走り回る!!!(笑)
●2009.6.4. 商品開発チーム研修(講師)
昨年クロスロードへ来てくださった方が、ある会社の方で、パントマイムという物の考え方や捉え方に興味を持たれ、社員の研修にどうかなって考えているとおっしゃってました。パントマイムの中でも私はいつも教える時に気づいてもらおうとしていることは、何気なくやっている行動を思い起こしてみるということです。Tシャツを脱ぐ時に最初Tシャツのどこを持ってどうやって脱ぐかという気づきはとても面白いです。当たり前ながら人が脱ぐ時にじっと見ることはないですので、参加者全員が「イッセーノーデー」と脱ぐ最初の動作をすると、色々なパターンがあり、人の姿を見て「へえ〜」と感心してしまいます。単純に違いが面白いです。ソックスを履く時は足を入れて最後にきっちり足に合わせる為に足をクニュクニュと動かします。これがかわいいですね。手袋をはめる時も細かい動きがあります。みんな、「ほんまや!」と自分のやっていることを再確認して面白がっていました。こういうことに気づくと毎日発見の連続で、何をやっていても楽しいって思います。
●2009.3.20,21,22. 清水きよし公演+ワークショップ+イベント
3/20:梅田のクロスロードというスタジオ(東放エンターテイメント)で久しぶりの公演。
3/21:枚方市のクロスロード(精神障害者作業所)にてワークショップ。
3/22:枚方市のクロスロード主催のイベントに清水きよしさんと共に出演。
詳しくはブログ:清水きよし3Daysを読んでください。
●2008.12.13. 聖徳フェスタ at 大阪教育福祉専門学校(講師)
昨年に引き続き、1時間の講座を2コマ連続で。参加者は2回合わせて約40名の専門学校生。
パントマイムを見たことがない人の為にデモ演技、「老芸人」。
【講座内容】
1.目をつむって歩く。
2.好きな色
3.二枚の絵
4.壁「触る・隠れる・ぶつかる・押す・ガラスの向こう」などの練習をして、それぞれ組み合わせたりしてグループでのアンサンブルマイムを作ってもらった。
「目をつむって歩く」は、無言での静寂な環境で行うと人の気配などがよくわかって面白い経験になるのだが、ぶつかる度に笑い合ったりする為、こちらが思う程は深い体験にはなりにくい。とはいて、目をつぶって歩くという経験はみんな初めてなので、こわいということの経験は別の意味で貴重かもしれない。若い人達を静かな環境にするには、かなり難しいのかな。
「好きな色」は自分の思っていることをを無言で伝えるという練習。こちらの思いとは少し違う表現方法にはなったが、それでも無言でグループが作れたのはよくできたと思う。
「二枚の絵」はパントマイムで必要な止めるという練習のつもりで、人形のようなイメージでやってもらった。おどける人がいると本来の目的からはずれ、時間が無駄に過ぎていく。とはいえ、どこの会場でもそういう面白い人はいるもので、やめさせるのは不可能だと思う。言ってみればお笑い芸人になった人は小学生の頃からそんな風だったという話も聞くので、本来の姿だろうと思う。
「壁」は空間固定というパントマイムの技術の練習。単に壁のマイムとして教えるのではなくて、壁のテクニックは応用範囲が広いので、それを表現の道具にしてもらおうとした。これはグループのアンサンブルマイムとして、かなり成功したといえる。マイムにおける「壁」のレッスンについては、何年も私なりに考えていたが、今日の方法と、お話をイメージしてくれた学生達のいい組み合わせの結果だろうと思う。また別の機会にも試したみたい。
ブログ:パントマイム体験講座(12/13)
●2008.6.21. 堺市の子供会(公演)
新1年生の歓迎会のイベント。イベントといっても、私のパントマイムを観ることが歓迎会の催しでした。1年生から6年生までと役員の親御さん達、合計100人近かったかな。(ちゃんと人数確認してませんでした。)
音響はラジカセだったので、思ったより音が小さかったみたいでした。ちょっとこちらのミスでした。途中で気が付き、MC用のマイクで音を拾ってもらったのでよく聞こえました。私一人でやっているので、ラジカセのテープの入れ替え、MCでおしゃべりしながらです。世話人さんと打ち合わせしながらというのも、ほんと敷居の低い芸人です。(笑)
今日の子どもさんは今まで経験したことがないくらい元気でにぎやかでした。なんとなくずーっとざわついていました。ところが、ちゃんとよく見ていて、大阪の子ォらしく、ツッコミを入れてきます。子どもというのは、ざわついているのも案外楽しんでいる証拠かもしれません。子供会の催しに呼ばれた時はいつも、おしゃべりしようが、歩き回ろうが、ツッコミを入れようが、止めないでくださいとお願いしています。それとよくあるのが、にぎやかな子がしゃべりながら、ずーっと私のマネをしていることです。この日も一番前の男の子が立ってやってましたネ。ほんとに子どもは面白いですね。
プログラム:
1.壁〜オルゴール人形〜ふうせん
2.目覚まし時計
3.花
4.ドーナツ〜ペットボトル
5.体験コーナー
(体験コーナーはたくさんの子どもさんが出てくれたので、大きい子も小さい子もパントマイムを楽しんでくださいました。)
ブログ:パントマイム公演 at 子供会(6/21)
●2007.12.15. 聖徳フェスタ at 大阪教育福祉専門学校(講師)
1時間の講座を2コマ連続で。参加者は2回合わせて41名の専門学校生。
パントマイムを見たことがない人の為にデモ演技を約13分。
【講座内容】
1.目をつむって歩く。
2.誰がリーダーか?
3.ペットボトルで練習
4.「叩く・ひっぱる・持ち上げる・投げる・押す」の内から一つを選んで簡単な作品にして発表
「目をつむって歩く」「誰がリーダーか?」というのは人の気配を感じる練習。41名全員が目をつむって歩くことがとてもこわかったと言っている。練習では絶対危険のないように友達が守ってくれているのだけど、なかなか信頼してすべてを友達に委ねることが難しかったようだ。3分の1くらいの学生は楽に歩けるようになった。これができていないと次の「誰がリーダーか?」という練習は成立しない。人が何をしようとしているのか、そして自分がしたいことを無言で伝えるという練習。「ペットボトル」は空間固定というパントマイムの技術の練習。一番基礎になる。4番目の練習は言葉を選ぶ時に日常の動作を中心に連想してもらった。ソロまたはアンサンブルで発表してもらった。それぞれにちゃんと短いお話にしてくれて、本当に楽しませてもらった。2時間で20作品くらい続けて見たので、克明には覚えられなかったが、初めてパントマイムを体験したのにうまく発表してくれたなあと感動!
ブログ:パントマイム体験講座(12/15)
●2007.11.10. 東之阪子どもフェスティバル at 奈良市東之阪児童館(公演)
30分間の公演の後、体験コーナー1時間。
【プログラム】
1.壁〜ふうせん〜オルゴール人形
2.目覚まし時計
3.花
4.ドーナツとペットボトル
(以上30分)
【体験コーナー】
客席のまま全員で壁とふうせん。
私の演目の中から、オルゴール人形、時計になる、花になる、ドーナツを食べる、ペットボトルが動かない、を順番に希望者を募って舞台に上がってもらった。元気のいい小学生男子6人くらいが何度でも手を挙げてくれる。他、大人の女性1人と高校生くらいの男子2人も上がってきてくれた。「階段教えて〜」と高校生男子に言われて、私の演目にはなかったが特別に階段を教える。何かで見たことがあるのかな?----家に帰ってから考えたのだが、もしかしたら私が教えた階段ではなくて、コントなどで使われている階段、幕(または板)の後ろに身体が徐々に降りていく方を知りたかったのではないかと反省した。パントマイムでも微妙にジャンルが違うので私はああいうのはやっていないのだ。技術的には可能なのだが、ほとんどイメージが結びつかない。もし違っていたら悪いことをしてしまったなあ。----でも高校生男子は素直に練習してくれたので、あれでもよかったのかあ。ちょっと迷う。
体験コーナーの時間にはもういなかった小学生女子2人だが、私の演じる「花」を見ながら一生懸命まねをしてくれていた。
最後にもう一度全員でふうせんを膨らませて空へ飛ばした。司会の児童館職員さんが「ふうせんの色は色々ありましたねえ。」と言ってくださり、私の思いを補助してくださったコメントに感謝!
ブログ:パントマイム公演で奈良へ(11/10)
●2007.03.25. ヨークカルチャーセンター奈良パントマイム講座(2007.4〜7)(講師)
申し込みが規定数にならなかったので中止になりました。また何か企画を考えるかもしれませんが、その時はお知らせします。
●2006.12.10. いきいきサロン(公演)
私の住む地域の校区福祉委員会主催「いきいきサロン」でパントマイム公演とコカリナ演奏をした。参加者は65歳以上の方々約40名。一人で小学校まで来られる人達なので、みなさんお元気。
10年位前に別の団体でご老人達100名ぐらいの会食の席でパントマイム公演を依頼された時に、かなりわかってもらえなかった苦い思い出があるので、飲食の部屋とは別にしていただいて、鑑賞のみにしてもらった。また、パントマイムだけを一生懸命やっていてもなかなか見てもらえないことがよくあったので、パントマイムの前には説明を入れたり、お客さんを巻き込むなどの工夫も効果があり、今日はかなりよく見てくださった。パントマイムばかり30〜40分というのも見るのも辛いかもしれないので、練習中のコカリナの演奏も付け加えた。福祉委員会製作の歌集の中から私が吹けそうな歌を選び、みなさんは歌ってくださった。
【プログラム】
パントマイム
1.ふうせん/2.簡単なパントマイムを椅子に座ったままで体験してもらう。/3.ボールのマイム/4.花
コカリナ演奏
1.山の音楽家/2.小ぎつね/3.大こくさま/4.冬の星座/5.若者たち/6.道頓堀行進曲
●2006.4.22. 大阪市立大学ふたば祭
(公演)
新入生歓迎会として「ふたば祭」を開催されることになった。今年が第一回目。部活勧誘目的もあるようだ。以前に演じた物の中から今までの演目よりは少し大人のストーリーを持って行った。しかし、野外に設置されたステージであること、前後のプログラムが若者らしく賑やかであること、ふたば祭にステージが同時に4つくらい進行していること、など理由は色々あるだろうけれど、お客さんが2〜3人だった。また、食べ物を食べながら見られるように休憩場所のセッティングがされており、話す人、遠巻きに立っている人などもおられ、私の焦点も定まらず。私のマイムは芝居になっているので、途中振り向いた時だけ舞台を見たところで意味がわからず、興味もなくなってくると思う。少しは大道芸的なパントマイムも入れてはみたが、それが全部ではないので、なんか空回りしたかなという思いがする。野外ステージは私には難しい。お客さんがどうこう言う前にやはり室内の舞台であってほしいと思った。しかし、こういうマイム(無言劇)を見たことがない人が多いのだろうとも思う。子ども会などで演じる時には荷物を部屋の隅に置いてもらうこと、食べ物は食べないことなどお願いして舞台に集中できるように配慮している。環境作りは必要である。
今回の演目で初めて清野拓巳さんのCDから音楽を使わせてもらった。少し不思議な情景を描くには似合っていると思う。
1.序 2.おやつの時間 3.乾杯 4.老芸人 5.ふうせん
●2005.12.18. クリスマス会 at 福知山学園第一翠香園(公演)
『この冬一番の寒気が…』という大雪の中、福知山まで行ってきた。大雪といっても、列車と車で連れて行ってもらってるわけで、あまり不便はなく、それより一面の銀景色に感動していた!そしてまさにホワイトクリスマスとなった!1時間の持ち時間をいただいたのだが、ほとんど毎回私の演技は30分くらいで収めているので、残りの時間をパントマイム体験で参加してもらった。
1.オルゴール人形 2.おやつの時間 3.花 4.めざまし時計 5.ふうせん
パントマイム体験は私の演技の中から、全員で座ったまま「ふうせん」、舞台に上がってくれる人を募って「オルゴール人形」「花」。
「ふうせん」は風船をふくらませて結ぶところまで。全員に何色の風船を持っているかと尋ねると、赤、青、緑、白、ピンクなど、人それぞれに色を思っておられるところが楽しい。「オルゴール人形」は初め舞台に立つことに照れておられたが、「人形みたいにじっとしてね。」「回ってみてね。」など言うと少しずつ照れがなくなっていったみたいだった。「花」は私自身の演技の中でも一番迷いのある演目で、気に入ってもらえるかどうか不安が先走っているのだが、私の意に反して、種が地面に埋まっているところから、それぞれに花が咲くまでを演じてくださった。そして「チューリップ」「さくら」など、自分の花を思っておられた。
「花」は以前一番初めに演じた時のアンケートに「もっと子供にわかるパントマイムをしてください。」って書いてあったので、いつも演目に加えようかやめようかと迷うのだが、私はとっても好きな内容なのだ。一度清水きよしさんに迷いを話すと「子供にわかるかどうかって気にしないで、一生懸命演じたらいいよ。」ってアドバイスをいただいたので、演じるようにしている。今日はその意味で子供さんが率先して「花」を演じようとしてくださったことに感謝!!!
私が演技を30分にしている理由を「下手だから退屈されると困るので…」と職員さんに話すと「楽しくて時間があっという間でしたよ。」と言ってくださった。少しずつ演目を増やせるように考えてみたいと思った。励ましていただいてありがとう!
●2005.10.22-23. 清水きよしワークショップと公演 at スタジオミル
主催:水野バレエ学園(受講&鑑賞)
今年で水野バレエ学園での公演とワークショップは4回目になる。今年は15:00〜19:00の1回のレッスン。途中お茶をいただきながら休憩。話が盛り上がり、30分くらい休憩してしまったかも…?水野さんのリクエストにより、今年初めてテクニックのレッスンもあった。空間固定、重さの表現5段階、マイムウォーク。今年初めて来られた方も「来てよかった!」と言っておられた。是非来年も顔を見せてほしいな。毎年連続受講しているのが水野さんと歡瑠羅(カルラ)さんと私。年1回でも確実に変化を遂げている私達。また来年会うことを約束して別れる。
公演ではKAMENから「花」「綱渡り」「鍵」「駝鳥」をマスクなしで演じてくださった。“KAMEN”“仮面”少し不思議な心理描写の世界。何が真実か…。大人向きかな。面白かった。
●2005.9.1. クロスロード・パントマイム教室(講師)
2004年4月から始まったパントマイム教室。初めの1年間は私が習ったパントマイムにまだ捕らわれていた。参加者が毎回違ったり、1回しか来られなかったりと、色々いままでにない経験を重ねて、ようやく固定観念を払拭できたと思う。1回だけの参加者にマイムの楽しさをどう感じてもらえるか、短い時間内で恥ずかしさを乗り越えてもらえるか、それが私の勝負どころとなった。私が自由で楽しいこと。教えようと思わずに私が感じている楽しさを伝えること。「不器用だから」「身体が硬いから」「イメージが湧かない」などどの人も言われることは同じ。防御しておられる。2時間のレッスンが終わって別れる時にはみんな「楽しかった」と笑顔でさよならを言える。私の一番嬉しい時。レッスンのアイディアを考えるのも楽しい。こんなことが私の勉強になっていく。ほんとに有り難い。
そして、もう一つ重要なことは、健常者と障害者との壁を感じずに一緒に笑顔で楽しんでもらうこと。これこそがクロスロードの願い、命名の由来なのだから。
●2005.01.29. わくわく劇場 at (聖ヨゼフ会)〈重症心身障害児施設〉京都市麦の穂学園(公演)
「わくわく劇場」とは『京都の聖ヨゼフ整肢園(京都市重症心身障害児施設)麦の穂学園(A病棟)に入院している子どもたちに、楽しい時間をプレゼントしたいと願って始められた子ども会』の名称で、『季節感や変化や遊びの少ない子どもたちに、季節の風や楽しいこと、温かい気持ちを届けたいと願っておられる』とのこと。
パントマイムを見せてもらえないかとの依頼があり、快諾したのはよかったのだが、その後先様からの依頼でパントマイムに声(セリフ)をつけていただけないだろうかとの打診があった。パントマイムは想像してもらうことが楽しみの一つでもあるので、かなり難しい注文だったが、幸い、声優の小川時代さんと知り合いだった為、お願いして今までにないマイムを創作した。セリフや効果音を使い、放送劇とマイムの要素がミックスされた感じなのだが、少しでも想像する余地を残しておくという風に演出した。音で全部を言ってしまわないように小川さんが色々とアイディアを出してくださった。さすが、「セリフ」と一言で片づけられない声優さんのテクニックを見せていただいた。
いつものパントマイムよりは想像する部分が少し減っているとは思うが、初めて見る人にはわかりやすかったのではないかとも思う。私にはとても楽しい体験となった。演じている時にすごく気分よく乗せてもらえた。そして、今まで一人で作品を作って演じてきた私にとって初めての共演者が出来、演目の細かい部分を説明している内に自分の中で改めて認識する箇所があったり、無意識の部分が意識化されたりして、とても有益な作業をさせてもらえた。「わくわく劇場」にも、小川さんにも感謝!!
1.オルゴール人形/2.おやつの時間/3.花/4.めざまし時計/5.ふうせん
●2004.11.27-28. 清水きよし公演とワークショップ at 京都ダンス村&水野バレエ学園(鑑賞&受講)
今年で水野バレエ学園での公演とワークショップは3回目になる。ワークショップでは顔なじみになった人もいる。朝10時〜午後1時、昼食、午後2時〜5時のレッスン。清水さんの言葉に自然に身を任せてイメージをふくらませていく。とても気持ちのよい時間。また来年もきっと開いてほしい。
●2004.09.24-26. 楽市楽座「耳水」(客演) 第4回大阪野外演劇フェスティバル参加作品
2003.5月の公演でパントマイムの指導をしたことからご縁が出来、今回出演する機会を得た。演劇というジャンルでは初舞台。少しながらセリフも経験した。発声練習をしてないので、役者としてはまだ初心者。パントマイムを使った場面の演技と他の役者さん達への指導もさせていただいた。
●2004.04.08. パントマイム教室開始−精神障害者作業所(講師)
パントマイムに対して「コミュニケーションを取るのが苦手な人も自己表現が出来ることで楽になるかもしれない」と言う人は多い。今回もパントマイムを全然知らないのだけど、なんとなくそんな気がして、依頼してこられた。ここは作業所の中でもカルチャーセンター的役割をこれから作って行きたいと思っておられ、4月1日から開所したばかり。他には会場は違うが音楽やスポーツなどもしておられる。今日は打ち合わせという形で参加者の人達と一緒にパントマイムのイメージを話し、これからどういう練習をするのかについて、すぐに出来るテーマを提示してやってもらった。空想することが一番大切であること、そして『ある時』の感情の再現がドラマ(お話)に作れるのだということ。2時間くらい、話したので、全部は書ききれないが・・・。手話ではコーヒーと紅茶を区別する必要があるが(手話=言葉だから)、パントマイムではコーヒー・紅茶の区別よりも、飲むこと=何故飲むのか、飲んだ時、飲んだ後どう感じたかの方が大切だということとかも話した。話しているうちに、みんなの方からとっても大切なキーワードを投げてくれるので、話に熱が入ってしまった。月一回。一般の人も受け入れたいという意向。
●2003.12.18. 保育サークルクリスマス会(公演)
2歳半〜3歳半くらいの幼児約20名+その母親。パントマイムが理解できるのか、じっと見ているのか、色々不安があったが、保育士さんの熱意で、お互い実験ですねって感じで演じてみる。幼児向けに演目を作り替えることはしなかったが、演出を変更したことと、「目覚まし時計」を抜いて15分のプログラムにする。ややおとなしい子達であることと、お母さんの膝に座らせたことなども効果があったのか、思った以上に集中して見てくれて、わかってくれた。少人数だった為、ほとんど全員にふうせんを渡すことができたのが嬉しかった。
●2003.12.14. 子供会クリスマス会(公演)
小学校校区にある子供会のクリスマス会。体育館にて、児童約200名。30分のプログラム。「オルゴール人形」「ドーナツ」「ペットボトル」「目覚まし時計」「ふうせん」ちょっと難しいかなと思っていた「目覚まし時計」もきっちりわかって見てくれていたので安心した。子供は見たまま言葉にして言うので演じているときにわかりやすい。関西人ならではのつっこみは必ず入る。子供といえど根っからの関西人!
京大ジャグリングサークルのグループが後の時間を締める。若いお兄さんの演技に子供達はわいていた。
●2003.10.17-19 清水きよしワークショップ&公演at水野バレエ学園(受講&鑑賞)
2年ぶりに同じ会場でのワークショップ。前回受講したメンバーが半分、今回初めて受講の人達が半分。『ワークショップ』というと日本では『講座』と解釈されており、受講者は受け身で“教えてもらう”ことを目的としていることが多い。しかし今回は本来の意味に近い“共同作業で作り上げる”という内容になった。人数は少なく時間はたっぷりあるので、参加者が自分の身体や感情を一つ一つ確かめながら“何かのふりをする”のではなく、“何かをしたくなる”自分の存在を大切にする。見せようとすると伝わらなくて、感情が自然に表現になってしまうことを間のあたりにする。
●2003.8.24. 24時間TVチャリティイベントatカナート洛北(公演)
広いオープンスペースに合わせて衣装も派手にしてみた。私自身舞台の上で遊んでいるような楽しさがあった。
1.ドーナツ/2.ペットボトル/3.目覚まし時計/4.ふうせん
写真のページへ
●2003.5.劇団楽市楽座(アドバイス)
ラフレシア円形劇場祭参加作品『夜の鳥がひろげる巨きな翼の下で私達は悪い夢を・・・』(作・演出・音楽=長山現)の中で演じられるマイムに関して、よりよく伝わる演技の方法について指導をさせていただいた。“見えない人”との会話、“無言にならざるを得ない”シーン、そして“無言劇”の部分。それぞれ自然にとけ込んだマイムが、芝居の中にいいアクセントをつけることが出来た。
●2003.5.5.キッズプラザ大阪ワークショップ(講師)
キッズプラザ大阪・昨年に続き、同じ主旨の特別プログラム「パントまねぶ」を開催。(1時間X3回実施/3F 創作工房) キッズプラザ大阪のポリシーに「日常の何気ないことに気づくこと」がある。その意味から、よくパントマイムというと壁の手つきをみなさんされるのだが、それらのいわゆるテクニックの練習を表に出さなかった。パントマイムを学ぶという雰囲気を感じることなく、子どもの遊びに似せていったつもり。昨年と今年とでは当たり前ながら、やや色の違うワークショップになった。毎回違う参加者を相手に同じ結果を出すことはかなり難しいと思った。まだまだ反省点が多い。しかし、ワークショップを円滑に運営していく指導員の若者たちが興味を持ってくれたことがおまけの結果ではあったがとても感動した。自発的に指導員さんが「ぼくらもパントマイム作ろう〜!」って言って休憩時間に練習していた。参加者の親子に触発されたようだった。
昨年も感じたが、今年も「すべり台」「ジェットコースター」「自転車」など、パントマイムを習った者では尻込みしてしまうテーマを、なんの疑問も持たずに感じたまま表現している親子が素晴らしいと思った。こちらが目からウロコだ。
●2002.11.8京大能楽部観世会「第8回観世能」(公演)
京都観世会館という、雲の上の存在のような舞台に上がれるということで、喜びとともに、大きな経験をさせてもらった。学生たちの能にはさまって、30分間、私の時間をいただいた。オリジナル作品「老芸人」/対談/羽衣伝説をマイムに作った、オリジナル作品「羽衣」。今回のテーマは能とマイムとの共通点を探るということだったので、能の演目にもある「羽衣」のマイムは能関係者にも喜んでいただけた。私としては初めて、音楽を使わない演じ方だったが、能舞台の特殊性なのかしら、自分の演技に集中できていい空気を味わえた。
【写真】 老芸人1|老芸人2|対談|羽衣1|羽衣2|
●2002.8.18.24時間テレビチャリティイベントatカナート洛北(公演)
●2002.5.5.キッズプラザ大阪ワークショップ(講師)
キッズプラザ大阪・特別プログラムとして、「パントまねぶ」というワークショップを開催した。(1時間ワークショップを違う参加者で3回実施/3F 創作工房) 担当者さん側に「親子が一緒に体験できること、日常の何気ないことに気づくこと、1時間で行うこと」、というはっきりしたコンセプトがあり、綿密な打ち合わせの結果、後半には参加者の親子が毎日の家庭での風景をマイムで表現し、みんなの前で披露することをメインテーマにする。前半にはそれに必要なイメージする練習などを何パターンか体験してもらった。その為、パントマイムといえば、これ!と思われるテクニック練習は最低限必要な空間固定のみにした。他はデモンストレーションで見てもらった。こちらの計画通りに参加者はイメージを持ってくださって、親子でのほのぼのとした日常のマイムをたくさん見せてもらった。参加者・キッズプラザ大阪担当者さんたち・私ともに満足した笑顔にあふれ、とても気持ちよい1日だった。
●2001.11.24&25清水きよしワークショップ(受講)
主催:水野バレエ学園 清水さんのワークショップは3年ぶりになる。2日連続、同じメンバーでのレッスンだったので、かなり充実していて、清水さんの想いが伝わる内容になった。今回はあえて(!)いわゆるテクニックと呼ばれる「壁」「マイム・ウォーク」「つなひき」などは教えられず、イメージを持つこと、人の前に立ち素直になること、わざとらしく作らないことなどがテーマとなった。先生と受講者との相性がうまくかみ合い、他では得られない内容になった。
「ほんとはテクニックの練習はいるんだよ。」とレッスンの後言われた。イメージのないテクニックの練習をしていることが多く、何度目かのウロコを落とした。
●2001.9.22.静岡県浜北市の小学校「ふれあいまつり」(公演)
PTA主催の祭りは今年は「ふれあい」をテーマとされ、目が見えないことの体験(アイマスクをして歩く)、足が不自由なことの体験(車椅子試乗)、それに加えて、耳が聞こえない人とも、「言葉」がなくても感情が伝えられるということを伝えたくてマイム依頼をされた。マイムの出来る人を知らないからHPを検索しました・・・とおっしゃっていた。体育館で約300人くらいの大人と子供さん達が見てくださった。30分間、小さい演目4つと座ったままできる簡単な体験をしてもらった。
- ドーナツ
- ペットボトル
- 目覚まし時計
- 壁、つな、棒、ボール、風船などの体験
- ふうせん
●2001.7月末で、サークルの休止
練習場所の確保がやや困難になってきたことや、チコの多忙などの理由から、毎週練習を続けることを一旦、休んでみようと思う。ただ、やめるのではないので、不定期で練習を続けたり、ワークショップや公演依頼に応えて行こうと思う。
●
2000.8.20. チコのワークショップ(講師)
アマチュアミュージカル劇団からの依頼。参加者は劇団員20名くらい。身体を止める訓練など行った。4時間あったが、まだ足りない。身につけるには繰り返しの練習が必要だと感じた。しかし、劇団としての練習を日々続けておられたので、イメージは豊富だった。演劇とダンスとマイムとでは身体の使い方が違うようだ。
●
2000.6.13. チコのワークショップ(講師)
小牧青年会議所の依頼で、パントマイムワークショップを開いた。参加者約50名。20才〜40才のJCメンバーが対象のため、わきあいあいとした雰囲気。遊びの要素を取り入れて、パントマイムとはどういうものか、見たことがない人にも感じられる内容及び、デモンストレーションをいくつか行う。イメージを持ってもらえることを一番のテーマにした。
●
1999.8.10 チコのワークショップ(講師)
ボランティア団体・NPOシンフォニーの依頼で、パントマイムワークショップを開いた。参加者約20名。
●
1999.1.15〜17 いいむろなおきワークショップ(受講)
いいむろなおき「マイムの頁」
コーポラル・マイムに初めて出会う。個人的には「身体つくりの基礎」として大変重要な練習だと思った。ただし、かなり難しい。クラシックギターに喩えるとセゴビアの24調の音階練習みたいな感じがする。とにかく続けないと意味がないと思った。
●
1998.3.2〜4 清水きよしワークショップ(受講)
自分を解放すること、それによって人を信じることができるようになる。自然にあるがままに立っていること。イメージを持つこと。
・・・今までに習ってきたことをくつがえされるような不安としんどさ。乗り越えられるのだろうか、また、乗り越える必要があるのか。そんなしんどさを感じた。しかし、清水さんの演技を見ていると、必要性を感じる。ギターのレッスンの時にもこういうしんどさがあったなあ・・・。乗り越えなくちゃ、その先はないだろうと自分を励ました。
プロフィール
1991年からパントマイムを始める。フジイオサム、いいむろなおき、清水きよしの各氏のレッスンを受ける。
10年間パントマイムサークル「ふうせん」を主宰、解散後ソロで活躍中。
2004年から枚方市の精神障害者共同作業所クロスロードに於いてパントマイム教室を開く。
|
略歴
1991年 フジイ・オサムパントマイム講座受講
1992年 マイムサークル「ふうせん」主宰
1998年 清水きよしワークショップ受講(トリイホール)
1999年 いいむろなおきワークショップ受講(森ノ宮)
2001年 マイムサークル「ふうせん」解散
2001年 清水きよしワークショップ受講(水野1)
2001年 ソロで活動開始
2002年 キッズプラザ大阪ワークショップ講師
2003年 キッズプラザ大阪ワークショップ講師
2003年 清水きよしワークショップ受講(水野2)
2004年 クロスロードでのパントマイム教室開始(講師)
2004年 清水きよしワークショップ受講(水野3)
2005年 清水きよしワークショップ受講(水野4)
2009年 清水きよし公演+ワークショップ+イベント(クロスロード主催)
2014年 新たなパントマイムふうせんとして練習を始める。(チコ・サト・フミ)
2015年 サークルメンバーを募集し始める。
2016年 清水きよしワークショップ(大阪・隔月)参加
|