悩むチコ


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マイム・アーティスト チコ


私的考察


独学
パントマイム



清水きよし


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* マイムの私的考察 *

マイムってなんだろう?

2002.03.10

私はクラシックギターが専門分野です。(参考
「ギターを弾いてる」って人に話すとほとんどの人がジャンジャンってかき鳴らす動作をします。歌を歌う時のギターのイメージが強いのですね。ストリートで若者たちが弾いて歌っている姿、テレビで歌手が弾き語りをする姿、一番多く目にしますもんね。でも、クラシックギターはそういう弾き方じゃないです。それに楽器も全然違いますしね。クラシックギターとアコースティックギターとエレキギターは楽器が違うので、それに合った演奏法があります。

なぜ、こういう違う分野の話から始めたかというと、パントマイムでも同じ経験をしているからです。「パントマイムしてる」って人に話すと必ず、壁のマイムの手つきをします。手話でも壁のマイムが「パントマイム」という意味になっていますしね。確かにそれがパントマイムなのです。とても大切な技術の一つです。その上で成り立つ「舞台での一人芝居のような」マイム、これが私は好きなのです。見たことがない人は、説明しても意味がわかってくれません。割と目にするのはやはりストリートで演じている人のマイムとか、クラウン(ピエロと呼ばれていますが、本当の言い方ではないそうです。この辺は認識不足です。)とかでしょうね。なぜって、舞台のマイムってチケット買ってどこかのホールとか行かないと見られないですもん。

じゃあ、全くかけ離れたものかというと、土台は同じなんです。ギターはギターだし、パントマイムはパントマイムだし。でも、歌の中でもシャンソンが好きな人もいれば、演歌の好きな人もいるというように、ギターでもパントマイムでもこういうのがやってみたいっていうのがあります。違う演技もできないことはないかもしれないけど、あんまりやりたくないってこともあります。

だから、パントマイムとはこういうことだって、決めつけてほしくないので、こんな説明をしてしまいました。色んな演技を見てほしいと思います。

★ 特徴と傾向 ★
動きを見せる・抽象的表現 物体を描く・具象的表現
← 傾向の強さ 傾向の強さ →
動作が主
踊り
シリアス
両方の混合
演目・演者によって異なる
言葉が主
芝居
コメディ
★ 芸の種類 ★
バレエ 能・狂言 落語
ブレークダンス 芝居としてのマイム パントマイム 漫才・コント
舞踏 コーポラルマイム コメディアン 演劇
マイムはいろんな芸の基礎ともなっている(身体づくり+イメージトレーニング)

★ 関連情報 ★
踊りでも芝居でもないけど、マイムが役にたつもの
手話: 手品: 表情・動作など全体的にアピールしやすくなる