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Dawn of War エラッタ: 2007.Jul.

このページは?

以下のページにおいて記述されているエラッタを、友瀬が私的翻訳したものです。
原文全文を参照したい方は、下記URL先を参照してください。
http://www.boardgamegeek.com/thread/242142

エラッタ適用概要

航空機カードの性能記述ミス

  • Grummann F4F-3 Wildcat/Martlet IIIの火力は、2B / Bが正しい。 また耐久力は 17が正しい。
  • Grummann F4F-4 の火力は、3B / A+B が正しい。 耐久力は 18が正しい。
  • Reggiane Re.2002 Ariete の火力は、A+B / Bが正しい。

対応する画像データも公開されています。
http://www.boardgamegeek.com/image/269321
http://www.boardgamegeek.com/image/269372

ただし、上記F4F画像の遠距離火力は間違って印刷されています。
これについても別途エラッタ発行済みです:ソース
http://www.boardgamegeek.com/thread/392337

訳注:上記起因で、いくつかのシナリオでのバランス調整のために登場機体変更が入ってますが省略します。

計画フェイズ エラッタ

次の記述を削除:『もし機動カードに1つしか矢印がない場合、その上にある速度マーカーは無視される。計画時には、あなたは矢印に合うか否かを気にせず、任意の速度マーカーを置くことができる。』

訳注:上記ルールがあると『高速矢印のみ』のカード、例えば『大きな横滑り』や『インメルマンターン』を『低速マーカー』で計画・実施できてしまう。
これが削除された:こういうカードは矢印の色合わせで高速を使わなければならない。

追尾ルール エラッタ

次の記述を削除:『追尾を実施した航空機は、そのI欄に計画済の機動カードを変更できる。 』

訳注:追尾ルールの仕組みは、
『相手がこのターンどう動くか(I欄)』を知った上で、 『自分の次のターンの計画(II欄)』を計画できるということ。
しかし、上記のエラー記述があるとこれに加えて 『さらに自分のこのターンの計画(I欄)』まで変えられるとなっていて、不当だった。「追尾している側がI欄のカードを置き換えて良い」という記述は削除。

スプリットS、エラッタ。

記述内容変更:スプリットS実施後は『高速+直進』を実施しなければならない。

訳注:エラッタ前は『低速+直進』になっていた。スプリットSは『下り方向半宙返り』==降下しているので、速度は上昇するのが正しい。

撃墜王ルール、記述追加。

『同じスキルを複数持つことはできない』という記述に追加: 『Golden touchをのぞいて。』

撃墜王ルール、Exceptional Pilot 全面改訂。

この特技を持つパイロットは、同じ機動カードを2度連続して使用することができる。
この特技を持つ場合、この特技のイラストが描かれた専用の速度マーカー1つを、他の速度マーカーに加えて所持しておく。
同じ機動カードを連続して使用したい場合、『フェイクとなる』任意の機動カードと、この専用速度マーカーとを計画すること:そしてそれらが公開されたとき、公開した(訳注:フェイクとして計画した)機動カードの代わりに、直前のターンに使用した機動カードを使用する。速度も、直前のターンの速度が維持される。 その後、使用していた(訳注:専用の)速度マーカーを手元に戻す。

訳注:直前のターンに『どの機動カードを』『どの速度で』使ったのかを記録する方法は、DoWでは定義されていません。そのカードを次のプロットに使用することもできるので、『横に避けておく』というやり方では難しそう。厳密を期すならば、メモを残しておく必要があるでしょう。

他のあらゆる機動カードの使用制限は、この『連続使用』にも適用される。ゆえに例えばこの連続使用マーカーを、インメルマン実施直後に計画することはできない。

訳注:もちろん『ミスって計画』してしまうことはあるでしょう。その場合は相応のペナルティを受けることになります。

このページは友瀬 遙 によるものです。
URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~tomose/wow/eratta_dow1.htm (tomose@mua.biglobe.ne.jp)