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「高山植物図鑑」登山道の花

ツツジ科 低木 赤系白〜赤紫 壷・釣鐘 初夏〜夏 s0059
s0097
本州中部以北から北海道に分布、低山から高山帯下部に生え、背丈1−1.5m程度のものを良く見かける落葉低木。
葉は小枝の先に輪生の様に付き、裏が粉白緑色して先端がやや丸く尖るのが特徴。
花期は6−7月、枝先の葉の下に散形花序になり、長い花柄が有り花は壷形10−15mmほど、濃い赤紫から白っぽいものまでいろいろ有り、違った種かと思うほどだが、種類は同じの様だ。
ヨウラク(瓔珞)は、五重塔の屋根四隅に下げてある装飾品や古代の首飾りの部品の事を云うらしいが、この花はその形に似ていて、葉の裏が白い事からこの名で呼ばれる。
似た花に萼の長いガクウラジロヨウラク、黄色のウスギヨウラクが有り、やや珍しいものとしてホザキツリガネツツジが有る。
ウラジロヨウラク