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「高山植物図鑑」登山道の花

バラ科 多年草 赤系白〜赤紫 笠・球形集合 s0114
s0219
s0737
s1380
s1381
本州関東から九州に分布、高山湿原などに群生する事が有り、背丈は30−100cm程度になる多年草。
葉は互生し、下部の葉は羽状複葉になり、茎葉はモミジ葉の様に掌状に切れ込む。上部茎葉の大きさ5−10cm程度。葉柄の付け根に、先端が尖った托葉が有る。
花期は7−8月、枝分かれした先端に総状花序を出し、小花は蕾の時は濃いピンク、咲くと淡い赤紫で4弁、雄しべが長く毛羽立った様に見える花を咲かせる。
大群生する事が多く、群生地では一帯が淡い赤紫の絨毯を広がたかの様になる。
シモツケと云う低木が有り、良く似た外観で5弁の花を咲かせるが、それに似ているのでシモツケソウと云う事らしい。
アカバナシモツケソウは長野県と山梨県に特産し、色が濃く、そう果の稜上に立毛があると云う。
シモツケソウは、色がやや薄く、そう果が無毛だと云うが、花の時期では判別出来るはずも無く、区別はしなくても良いのでは・・と思う。
園芸種のキョウガノコもよく似、本種やコシジシモツケソウから交配育成され、棘が無いとの説明が多いが、シモツケソウにも棘は無く、外観での区別は出来ない。
アカバナシモツケソウ?
朝日岳で
シモツケソウ
鹿島槍ヶ岳で
アカバナシモツケソウ
白山で
シモツケソウ 白花
立山で
コシジシモツケソウ