検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 多年草 円錐・総状集合

穂状集合
s0121 北海道から九州に分布、亜高山帯の日当たりの良い、少し水の湧く様な場所に多く生え、背丈2m近くになる多年草。
葉は根生し、長い葉柄が有り腎円形で、径30−40cmにもなる。
花期は7−8月、茎先端に長さ30−40cmの総状花序を出し、小花と言えども4−6cmも有るヒマワリ形で、舌状花枚数7−8枚の花を多数咲かせる。
標高の高い所にしては、葉も花も大きく、熱帯の花の雰囲気が有るので、良く目立つ花だ。
マルバダケブキやメタカラコウと同じ様な場所に咲き、葉も花も似ている。メタカラコウは舌状花枚数3−5枚で花弁が輪生せず、マルバダケブキ(この映像の右上に写っている)は総が短く、ヒマワリ形小花は数個しか付かない。
オタカラコウ