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「高山植物図鑑」登山道の花

シソ科 多年草 青系白〜青紫 粗い集合
2枚(裂・唇形
春先〜春 s0398
s0566
本州から九州に分布、里山から低山の道脇や林縁に生え、背丈10cm程度になる多年草。
茎は地面に這って広がり、根生葉はロゼット状、冬でも見る事が出来る。春雪解けが終わると茎を伸ばし、茎途中の葉脇に1cm程度の青紫色唇形の花を付け、下唇に3本の濃紫色の筋模様が入る。
葉は対生し(花時期は伸びてないので、良く見えないが)長楕円形で縁は波状、葉の色は普通は緑色だが、裏側や主脈が紫色を帯びる事がある。(この映像の場合、裏や主脈は勿論、表面まで紫がかっていた)
似た花として、タチキランソウニシキゴロモが有るが、上唇の形や下唇の模様、葉の色や形状で区別すると言う。
別名、ジゴクノカマフタと図鑑に紹介して有ったが、本当に呼ぶ人はいるのだろうか、理由はどうであれ異様な銘々だ。
キランソウ
別名:ジゴクノカマフタ