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「高山植物図鑑」登山道の花

シソ科 多年草 青系白〜青紫 粗い集合

2枚(裂・唇形
春〜初夏 s0972 北海道から九州の日本海側に分布、里山から低山の日当たりの良い草地に多く生え(標高1200m辺りの尾根道で撮影した。)、横に広がって群生し、背丈5−10cmほどの多年草。
花茎が少ししか立ち上がらず、葉の間から花が出ている感じで、花の形を2枚(裂・唇形)としているが、4裂とも見える唇形、花弁内部には目立った模様が無い。
葉は対生し、大きさ3−6cm程度の卵形、大きく粗い鋸歯が有り、葉脈や葉裏が紫色になるのが特徴的で標準的だが、全面紫や全面緑のものも有るとか。
良く似たキランソウタチキランソウ・ジュウニヒトエなどとは、花弁内部の模様や、葉の色などで区別出来るとするが、標準的でないものは区別が難しい。
白花のものも有るが、シロバナニシキゴロモとして、別種になっている。
ニシキゴロモ