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「高山植物図鑑」登山道の花

キンポウ科 多年草 5枚(裂 春〜初夏 s0424
s0425
主に本州中部以西と四国に分布、里山から低山の広葉樹林の林床に生え、背丈20−30cmになる常緑の多年草。
花期は3−5月、花時期は背丈10cm程度で、一本の茎に2−3個の花が付く。雌雄の花が有り、良く見ると花の中央部が違い、5弁(萼)にオシベ付きとメシベ付きになっている。
花後に雌花茎が伸び始め、同時に若葉も伸びる。葉は2回3出複葉になって深く切れ込んでおり、その名の通りセリに似ている。
北陸でオウレンと言えば、葉の切れ込みの少ない、キクバオウレンなのだそうだが、この様にセリバオウレンも見られる。標高が高くなると、ミツバオウレンが多くなる。
コセリバオウレンは3回3出複葉になり、セリバオウレンより細かく切れ込む、北陸にも分布すると言われるが、見た事は無い。
セリバオウレン セリバオウレン種・葉


姥0405