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「高山植物図鑑」登山道の花

キンポウ科 多年草 5枚(裂 春先〜春 s0655
s0656
北海道南部から本州の日本海側に分布、里山から低山の林下に多く生え、背丈は花時期5−10cm、花後20−30cmになる常緑多年草。
葉は3出複葉になって、小葉は3−6cmで浅く切れ込んでおり、その名の通り菊葉に似ている。
花期は3−5月、花は1本の茎に2−3個の花が付き、雄花と雌花が有り、良く見ると花の中央部が違い、5弁(萼)にオシベ付きとメシベ付きになっている。花後に茎が伸びて20−30cmになり、種子を付ける。
北陸でオウレンと言えば、このキクバオウレンなのだだそうだが、葉が深く切れ込むセリバオウレンも見られ、花だけの映像では、キクバかセリバかの見分けは出来ないと思う。
標高が高くなると、ミツバオウレンが多くなるが、この映像撮影場所近くにも、ミツバオウレンが見えていた。
キクバオウレン キクバオウレン種・葉