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「高山植物図鑑」登山道の花

シソ科 多年草 青系白〜青紫 円錐・総状集合

2枚(裂・唇形
初秋〜秋 s0482 本州中部から東北に分布、低山から亜高山下部の、やや湿り気の多い場所に生え、背丈1m程度になる多年草。
大きめの鋸歯と、葉先が3つに割れ、中央が亀の尾の様に尖るのが特徴。
先端が3裂しない葉も同時に見える様に、葉の形が典型的な亀の尾状でないものもかなり多い。
花期は8−10月、茎先端に総状花序を出し、小花の大きさは1−1.5cm程度の唇形、淡い青色から青紫色の花を咲かせる。
日本海側・北陸方面にあるものは少し大形なので、タイリンヤマハッカとして区別する。(区別しない説も有るらしい)
ハクサンカメバヒキオコシも少し大形で、3裂の中央尾部分が3等分に見える位に太いか、又は3裂の中央尾部分が更に3裂すると云うが、入り混じる事も有るのでよく判らない。
カメバヒキオコシ