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「高山植物図鑑」登山道の花

シソ科 多年草 青系白〜青紫 円錐・総状集合

2枚(裂・唇形
初秋〜秋 s1463 北陸から東北の日本海側に分布、低山から亜高山下部の、やや湿り気の多い場所に生え、背丈1−1.5m程度になる多年草。
大きめの鋸歯と、葉先が3つに割れ、中央が亀の尾の様に尖るのが普通だが、葉先が3つに割れないものも多い。
花期は8−10月、茎先端に総状花序を出し、小花の大きさは2cmを越える程度の唇形、淡い青色から青紫色の花を咲かせる。
カメバヒキオコシの変種で、普通カメバヒキオコシは背丈90cm程度、花の大きさ1cm程度なのだそうだが、日本海側・北陸方面にあるものは少し大形なので、タイリンヤマハッカとして区別するらしい。(区別しない説も有る)
ハクサンカメバヒキオコシも少し大形で、3裂の中央尾部分が3等分に見える位に太いか、又は3裂の中央尾部分が更に3裂すると云うが、入り混じる事も有るのでよく判らない。
タイリンヤマハッカ