検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

セリ科 多年草 笠・球形集合 s0485
s0486
本州中部地方に分布し、亜高山から高山帯の草地に生え、背丈1m程度になる多年草。
花期は7−8月、花は複散形花序で径20cm程度になり、5弁の小花を咲かせる。総苞片は無く、小総苞片は線形から長楕円形。
茎はハクサンボウフウなどより太く、色は赤みがかる事が多いが、さほど赤くならない場合も有る。
葉と茎の付け根に、袋の様になった鞘状托葉が有り、緑色の茎でも、袋部が赤みがかるのが特徴。
葉は3−5回複葉の紹介が多いが、4回以上複葉など、そう有るものでは無い、この映像では2回複葉、多く見ても3回複葉に見える程度だが、同定は違っているのだろうか。
ミヤマトウキは良く似るが、本種より小葉が大きく鋭い鋸歯が有り、葉と茎の付け根の袋が赤くならない。
ミヤマゼンコ ミヤマゼンコ茎