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「高山植物図鑑」登山道の花

ラン科 多年草 円錐・総状集合 s0667 北海道から九州に分布、里山から低山の明るい林内などに生え、背丈30cm程度までになる多年草。
葉は5−7枚程度が互生し、長さ10−20cm程度でやや笹の葉に似る。花の下にある葉()本当は苞)が花序よりも高くなるのが特徴。
花は大きさ10−13mm、白色で平開する事は無く、唇弁の基部は距となり、やや突き出す。
黄色の花ならキンラン、白の花ならギンラン、葉が笹に似ており、花穂と同じ高さになるほど長いならササバギンランというところか。
子供の頃、家の廻りに白いものも黄色いものもちょこちょこ見たが、何時しか無くなってしまった。今では登山道でも人が通らない様な道でしか見る事が出来なくなってしまった。
ササバギンラン