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「高山植物図鑑」登山道の花

キンポウゲ科 多年草 多数枚(裂 s0685 北海道から九州に分布、低山から亜高山帯に生え、背丈1.5m程度までにはなる多年草。
根生葉には長い柄が有り、3−4回3出複葉、小葉は楕円形で縁に裂の様な鋸歯が有る。茎葉は2−3枚付き、葉柄の付け根には托葉と云われ、1−2cmの耳たぶの様な葉と言うか、袴の様なものが付くのが特徴。
萼片は開花するとすぐに落ちてしまい、花弁は無く、白く見えるのは雄しべの柄(花糸)で、花糸の基部が細く、徐々に太くなって、先端部では葯より太くなるのが特徴だとか。
花の形は唐松の葉に似ている事からこの名が付いたのだろう。
よく似た別種で、ミヤマカラマツ、アキカラマツ、モミジカラマツなどが有る。
カラマツソウ