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「高山植物図鑑」登山道の花

タデ科 多年草 赤系白〜赤紫 円錐・総状集合 夏〜秋 s0848
s0849
本州中部から北海道に分布、低山から亜高山草地などに生え、背丈1−1.5mになる多年草。
葉は互生し、大きさ5−15cmの卵形から広卵形で、縁が波打つ様になる事が有る。
葉腋から枝を出し、その先に花序を出し小さな花を多数つけ、花色は白〜紅色で5裂する。花序は垂れ下がらない。
雌雄異株で、花被は白色で5で雄花には雄しべが8個あり、雌しべはごく小さく3個の花柱がある。
花のあと雌花の外側の花被片3個は翼状に張出し、そう果を包み倒卵形になるが、その時の花被片が赤く色づく物が有り、ベニイタドリやメイゲツソウと称する事が有るらしい。
私の持つ図鑑にはベニイタドリの記載が無く、YListにはイタドリの別名として記載が有り、メイゲツソウの記載も有る。
ネットを見ていると、一見赤く見えるイタドリを紹介してあるが、多くは花後の種が赤くなっているのを見ている様で、低山のイタドリや高山のオンタデをベニイタドリとしている様に思われるが、イタドリ・メイゲツソウ・ベニイタドリのはっきりした同定の仕方は判らない。
ベニイタドリ


七?