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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 多年草 青系白〜青紫 多数枚(裂 初秋〜秋 s0893
s0911
本州中部から九州に分布、平地から低山のやや湿った場所に生え、背丈20−80cmになる多年草(この映像は700m付近で撮影)。
花期は秋、花は白か青系白で径2cm前後のヒマワリ形、茎先端に数個集まって付く。
葉は殆ど毛が無くやや光沢を感じ、大きさ3ー8cm卵形か披針形の葉に大きく規則的な鋸歯が有る。
ヨメナとノコンギクとの区別が難しく、中心の筒状花の周囲に毛の様な冠毛が有るのがノコンギクで、冠毛が無いのがヨメナになる。
判りやすいのは花後で、毛が伸びて風で飛びそうなのがノコンギク、毛が伸びないでコンペイトウの様な種子が見えるのがヨメナ。
ミヤマヨメナもよく似るが、花期が春で花が茎先端に1個しか付かないのが普通。
カントウヨメナとヨメナの区別は更に厄介、花後の映像の種子を見て、大きければヨメナ、小さければカントウヨメナだそうな、並べても判らないかも・・、又、香り良く美味しいものはヨメナ、香りも味も劣るものはカントウヨメナと云うが、余計に判らない。
富山の「花じいさん」の解説によると、「冠毛は(ヨメナは0.5mm、カントウヨメナやユウガギクは0.25mmです)富山のヨメナとしてはカントウヨメナ、ユウガギクが随所で見られます」としてある。ヨメナ(関西ヨメナ)の事は書いてないところを見ると、私が見ているヨメナはカントウヨメナだけなのかも知れない。
ヨメナ