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「高山植物図鑑」登山道の花

シソ科 多年草 青系白〜青紫 穂状集合 初夏〜夏 s1015 北海道から九州に分布、(標高1600m辺りに生えていたが)山寄りの平地から里山の草地や道端の様な場所にに生え、背丈10−30cmになる多年草。
花期は6−7月、長さ3−8cm総状花序に紫色唇形の小花を咲かせる。上唇はかぶと状、下唇は3裂し、萼も上下の唇に分かれている。
総状花序ではあるが、全体に小花が付く事はほとんど無い様だ。
葉は長楕円状披針形で対生し柄があり、縁には浅い鋸歯が有るか、鋸歯はほとんど無い場合がある。
花の終わり頃から花後にかけて、走出枝を出して増え、群落を作りやすいのが特徴的と云う。(この映像には写っている様に思うが・・?)
もっと標高の高い所に有るタテヤマウツボグサミヤマウツボグサに良く似るが、タテヤマウツボグサの葉には、ほとんど柄が無いか茎を抱く、ミヤマウツボグサは葉柄が有るが走出枝を出して増えない事で区別する。
子供の頃、道端でよく見かけたのはウツボグサに違いないと思い、7月・8月に立ち寄って見たが、ウツボグサは見付からず、走出枝を出して増えているのを確認出来ないでいる。
ウツボグサ