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「高山植物図鑑」登山道の花

アヤメ科 多年草 青系白〜青紫 3枚(裂 s1072 アヤメ科アヤメは北海道から九州に分布し、湿原でも明るく比較的乾燥した湿原の草地に生え、花茎背丈は30−60cmの多年草。
葉は長さ30ー50cmで直立し、剣形で基部は鞘状。
花期は6−7月、花は茎先端に2−3個付き、径5−8cmほど。3枚の、外に垂れのは外花被片で、小さい内花被片はやや立ち上がり、外花被片の付け根付近の模様が網模様になる。
ヒオウギアヤメが良く似るが、ヒオウギアヤメの葉は幅広で、付け根付近で扇状に並ぶのが特徴、又、内花被片は立ち上がらない。
有名ないずれアヤメかカキツバタだが、網目模様の有無で簡単に区別出来る。ただし、カキツバタ・ハナショウブ・キショウブもアヤメ科アヤメ属として同じ仲間。
ついでにショウブだが、これはサトイモ科かショウブ科に分類され、アヤメとは程遠い縁との事。
アヤメ