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「高山植物図鑑」登山道の花

セリ科 多年草 笠・球形集合 s1135 本州から九州に分布、低山(〜亜高山帯説も有り)の草地に多く、高さ2m以上になる多年草。
葉は大形で互生し、3回羽状複葉、小葉でも長さ5−10cm以上になり、縁には鋸歯が有る。
比較的枝別れが多く、茎先や枝先に花序を出し、その花序の径30cm程度の大型になる。小花は小さな5弁で白色。
セリ科の花は良く似ており、花だけで区別する事は出来ないので、葉は大事な見分けのポイントになる。
ミヤマシシウドは本種の高山型だそうだが、その葉は環境によって変化する様で、葉でも区別は無理と思う。
私程度では、1000m以下ならシシウド、2000m辺りならミヤマシシウド、中間のものはどちらでも問題無しと言うところか?
ウドの大木の語源は本種からと聞いた事が有るが真実は確かめて無い。
シシウド
学名:Angelica pubescens Maxim