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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 一・二年草 その他形状 s1258 日本全土、つまり北海道から沖縄まで分布し、里山から低山の道沿いや藪などに生え、背丈50−150cmになる越年草。
多くの枝が横に張り出す事が多く、全体に細かい毛が有り、根生葉は長さ20−30cmの長楕円形で、葉脈の様子がタバコの葉に似ており、花時期には根生葉は枯れる。茎葉は互生し長楕円形、上部になるほど小さくなる。
花期は9−10月、斜めに出た枝の各葉脇に、ほとんど柄のない丸っぽい花を下向きに咲かせる。キク科だが舌状花は無く、花径は1cmをやや越える程度。
ガンクビソウホソバガンクビソウなどが同属で似ている。
さて、この映像だが、横に広がると云う枝別れは無かったが、葉の外観がややタバコに似ている事、短い花柄が有り花数が少ないものの、葉脇毎に花が付いている事から、ヤブタバコと同定したが、如何なものだろうか。
ヤブタバコ