検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

アケビ科 蔓性木 濃赤〜濃赤紫 粗い集合 春〜初夏 s1230
s1231
北海道から九州に分布、里山から低山に生え、アケビとミツバアケビが同時に分布する場所に生える落葉蔓性木.。
ミツバアケビとアケビの交配種で、小葉5枚になっており、小葉の形が少々いびつの卵形で、縁は粗い波状の鋸歯になっている。
花期は4−5月、花は総状とまではいかないが、集団の花序になり、濃い紫で径2cmほどの小花を付ける。上手く実が付くと、4−5個付いた総になり、実の大きさ径4−5cm長さ10−15cmで、秋になると紫色に熟し、その実が割れ、種だらけの果肉が見える事は知る人が多いと思う。
良く似たミツバアケビが有るが、これは葉が3枚でゴヨウアケビと似た形状で三葉、花色も同じ濃い紫色。
又、アケビやムベも似ているが、アケビは葉が6枚で全縁、ムベは常緑蔓性木で、これは秋になっても実が割れない。
ゴヨウアケビ ゴヨウアケビの葉

千?

千?