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「高山植物図鑑」登山道の花

ツツジ科 多年草 黄緑系白〜緑 穂状集合 春〜夏 a1143 ウスユキハナヒリノキなら近畿又は北陸からはら北海道など説が分かれるが、日本海側に分布し、白山方面では、主にブナクラス域(いしかわ 樹木図鑑による)に生え、背丈1m程度になる落葉低木。
花期は夏7−8月、総状に沢山付く花は、淡緑白色で下向きに咲き、5mmほどの釣鐘状壺形。
葉は長さ5−8cm幅程度の長楕円形、表面にはやや毛を感じ裏は粉白色、全縁から毛縁と言うが、縁にはあまり毛を感じない。(いしかわ 樹木図鑑に)によると、先端の尖った絵が書いてある。
葉をもんで臭いをかぐとクシャミが出ると聞いたが、どうも違う様で、乾燥した粉を吸い込むとクシャミが出るらしい。ハナヒリとはクシャミの意味だそうな。
ほぼ同じ環境に、ウラジロハナヒリノキが有るが、本種との違いは比較データーが少なくて良く判らないが、葉先端にやや丸みを感じるところが違うのかも知れない。
標高の低い所ではハナヒリノキが有り、葉の裏が緑でウスユキハナヒりノキより背丈も葉も大型。
ウスユキハナヒリノキ?