私が今感じていること
2.フォグランプのことについて。(初稿:1999以前)
何時の頃からか、フォグランプを標準装備するクルマが増えてきた。フォグ(霧)というくらいだから、そういう時(濃い霧や強い雨の時など悪天候のとき)だけ使ってほしい。晴れた日の幹線道路や高速道路の路肩を照らしてどうすんの?
おまけにそういうランプに限ってレンズのカットをしっかりしていないから、上下方向に光が散って対向するととっても眩しい。普段からフォグランプ点けて走っているやつなんて、それが何のために付いているのかさえ知らずにいる無知なやつだとしか思えないから、そんなのにモラルを求める方がどうかしてるんで、これはもうメーカーに何とかしてもらうしかない。多少コストが上がってもしっかりしたカットのやつを付けてください。その方がみんなのためになると思います。そのメーカーだって、ヘッドランプの横にフォグランプを付けてくるくらいだから、あんまり期待はできませんが。そんなのはヘッドランプの性能の低さをカバーするための補助灯であって、本来の目的からすると限りなく地面に近いところにあるべきものじゃないでしょうか。カッコ優先、コスト優先の最たるものです。大メーカーがいう、社会にやさしい、ヒトにやさしいクルマづくりなんてうそっぱちだ。
純正フォグで一番たちの悪いのがトヨタとホンダです。特にトヨタのヘッドランプの内側に付いた黄色いやつ。なんとかしてよ。
また、RV系に多いのが、でっかいのをラジエターグリルの前に据えたやつ。RV車ってただでさえ車高があって、相対的にラジエターの位置も上がってるから、光軸がもろに目線にくる。おまけにちゃんとした方向を向いていなくて、そんなやつに限ってヘッドライトも点けずにそのライトだけで走ってたりする。いいかげんにしろよ。自分さえよければいいのか。
よく考えると、ラジエターってエンジンの冷却水を冷やす大事なパーツなんですよ。でっかいライトでそこに蓋をして、わざわざ風通しを悪くして、さらにランプの熱で暖められた空気を送り込んで、そのうちオーバーヒートするよ。特に夏の雨の夜の渋滞の時は気を付けないと。
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