これが送られてきたブレーキパッドです。 箱には何も書いてありません。かえって不気味です。 箱は性能には何の関係もないので、コスト縮減のためだそうです。納得。 |
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#60の耐水ペーパーと、スポンジに研磨剤を巻き付けてある「ソフトサンダー」ってのを買ってきました。 |
フロントパッドです。 真ん中にスリットが入っています。何のためでしょう? 放熱?バランス取り?わかりません。 鳴き防止の面取りも施してあります。 |
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リアパッドです。 こっちはノーマル然としています。 やはり鳴き防止の面取りが施してあります。 色が黒いのは放熱効果を考えてのことだそうです。 機能第一なんですね。納得。 |
フロントキャリパーは下側のボルトを外して、キャリパーをクルっと回せばOKでしたが、リアはサイドブレーキワイヤーがあるため、キャリパーを外してしまう必要があります。 | |
ボルトを2本とも外して、キャリパーをグリグリっと外します。 | |
ローターを磨いています。ゴシゴシ。 でも、どの程度磨けばいいのかよくわかってません。まぁ、やったということで…。 |
ノーマルパッドを外してみたら… ローターに当たっていないところがありました。 これは左リアのパッドです。上が内側、下が外側です。 外側はきれいに当たっているのですが、内側は半分ほど当たっていないようです。 |
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ちょっとわかりづらいでしょうけど、ローターの裏側の外周側が錆びています。 全然パッドが当たっていないということですね。 |
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ちなみに右後ろのパッドです。上が内側、下が外側です。 やはり内側が半分当たっていません。 左側とまったくの対称形であるところがなんとも不気味です。 |
ピストンを戻します。 フロントはキャリパーごと挟んで押し戻せばOKですが、リアはピストンを回しながらねじ込みます。 この時、ピストンに切ってある十文字をパッド裏に当てる金具に残っている跡に合わせます。 |
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前回の交換時には無かったブレーキグリスを塗ります。なかなか売ってないんですよ、これ。 前回のレポートでは普通のグリスでもいいと書きましたが、熱で溶けて流れてしまうのでだめだそうです。 |
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グリスを塗る場所は、金属が当たるところ全部です。 具体的に言うと、パッドと裏に当てる金具の間、金具とピストン、パッドを押さえる爪が当たるところ。 |
グリスたっぷり。 鈴木君曰く、「こんなに丁寧にやったことない」。おいおい。 ローターについている溝は見なかったことにして下さい。 |
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さて、押し戻したピストンでマスターシリンダーのフルードがこぼれそうになってしまいました。 MAX線まで吸い取って蓋してOKです。 |
こんな感じで押していました。 | |
だからリアのピストンは回しながら押し戻すようになっているんですね。 |
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