PG6Sのさびをおとす
(初稿:1997.12.7)


AZ-1のページ(リンクにて紹介)の掲示板の第1回オフラインミーティングが'97年秋に行われました。総勢59台のAZ-1(CARA)が勢揃いしたところは壮観でした。(僕も参加しました)
そのどれもが何がしかのドレスアップ、あるいはチューニングを施され、ピカピカに磨き上げられていました。
しかし、特に最近カタナのさびとりを始めたこともあって、ついついさびているところに目がいってしまいます。
僕のCARAも含めてほぼ例外なくここが目立つんです。(もったいぶるなって?)

とっても目立つ「ここ」とは、ディスクブレーキとホイールをとめるフランジ(と呼ぶのかどうかは知りません)の部分です。
この部分は高いクルマなら塗装してあるんですが、なにしろ軽自動車であり、鉄がむき出しなのと、常に高温にさらされている場所なので、すぐにさびてしまいます。
細いスポークホイールだとなおさら丸見えです。
ホイールの奥に見える赤い部分がさびです。自分のPG6Sもチェックしてみてね。

奥飛騨には雪も降り、スタッドレスタイヤに換えるのをいい機会にしてさびを落としてみました。
ホイールをはずしたところ。表面はすでにさびのかたまりが浮いている状態です。

※注意※ブレーキは最重要保安部品の一つです。作業される方は自分の責任においてくれぐれも慎重に行って下さい。特に、ディスクローター面には決して触らないように。
まず、ワイヤーブラシなどで表面に浮いたさびと汚れを落とします。フランジ面はスチールウールでこするとたいへん具合がよろしいようです。
ワイヤーブラシ後。これだけでも結構見栄えがします。(1本あたり約30分かかります)

さて、ここでケミカルの登場です。今回はホルツの「ラストリムーバ」なるものを使用してみました。さびを落としたいところに適量塗り付けて(ローターに触らないように指でのばしていくのがいいようです)、そのまま10分ほど放置します。待ってる時間を利用してホイール側のフランジ接触面に付着したさびを落としておきましょう。あまり長く放置すると硬くなってしまいますので要注意。そうなってしまったらもう一度リムーバを薄く塗って硬くなったリムーバをとかします。あとはウエスなどでこするように拭き取りします。ごしごしと、力を入れないときれいに落ちません。
リムーバを拭き取ったところ。ついでにキャリパーもスチールウールで軽く磨いてみました。

本当はここで耐熱塗料を塗っておけばいうことないんでしょうけど、元の状態(さびた状態)に戻るまでにどのくらい時間がかかるのか実験してみようと思っていますので、今回はここまでです。(作業開始から約1時間経過:丁寧にやろうと思えば、もっと時間がかかりますが、これ以上手を抜くとあまりいい結果にならないと思います)
注)CRC5-56などの脱脂するものは、ハブのグリスを流してしまう恐れがあるため、使わない方がいいでしょう。
ホイールをつけてみました。1枚目の写真より目立たないでしょ。色付きなら、なお良し。

「もっといいケミカルがあるぞ」とおっしゃる方、ぜひ教えて下さい。






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