CARAのバックミラーを動かなくする
(初稿:1997.12.27)


PG6S(AZ-1,CARA)のバックミラーが風圧でお辞儀するので、どうやって調整したらよいのかを、世界最小のスーパーカー(笑)AZ−1のページの掲示板で質問したところ、「簡単に調整できる」というアドバイスをいただきました。
僕のCARAは、風圧どころか、ドアを閉める度にお辞儀するほど緩んでいました。
で、実際に作業してみました。


(1)ミラーのゴムブーツを外す

見た目は結構硬そうなゴム(というより色や質感はプラスチックに近いものがある)ですが、気温の高い時なら簡単に外せます。
先の細いマイナスドライバーのようなもので、ゴムを1箇所浮かせてやれば、あとは手で外せます。ボディ側だけ外せばO.K.です。
外した側をミラー方向へひっくり返してナット部分を露出させます。

これがゴムをめくった状態。


(2)ナットを締め付ける

ナットのある部分は結構深いので、ボックスレンチなどで締め付けます。
この時力任せに締める必要はありません。普通に力を加えて、それ以上締まらなくなるくらいで充分です。(それでも結構硬く締まる)
あとは、自分の好みの硬さに調整して下さい。その際には、最後に締める側で終わるように。緩めながらの調整では、多分ないでしょうけれど、後々緩む可能性があります。


(3)ゴムブーツを元に戻す

ゴムブーツには、はめる向きがあります。

この面がボディ側。さらに切り欠きがあります。

今回の作業で一番時間がかかったのがこの作業です。外したゴムを元の溝に納めようとしてもなかなか入りません。
悪戦苦闘の末導き出した答えが、「溝の隙間が狭い」ということでした。
ボディ側のプラスチック部分と、ミラーを留める金属部分のクリアランスが問題です。

この隙間を広げてやったら、すんなりと入りました。


(4)諸注意

運転席側は簡単にできますが、助手席側は、そもそものミラーの取付角度が異なるため非常に作業しづらいです。ボディに傷などつけないように配慮することが必要です。
ブーツを外したら、ドアを開けて作業すると割合楽にできます。






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