快適アイテム装着
(作業日2003/7/6:レポート日2004/1/4)



 前回レポートで、タンデムシートの娘が居眠りしていて振り落とされそうになったことをお伝えしました。また、扉頁のフュージョン紹介頁でも、タイプXのバックレストが欲しい、と書いています。今回、念願のバックレストを装着しましたので、そのレポートを。

装着前のノーマル状態。
グラブバー(って言うんですか?)が、タンデムシートの後ろと横に付いています。
これだけでも結構ホールド性は高いと思われるのですが、特に横のバーが有効かと。
バックレスト本体と付属品。
付属品は、ボルトとカラー。
シート後ろのグラブバーを取り外して、替わりにバックレストを装着します。
左右同じ作業の繰り返しなので、レポートは右側のみです。
バーとボディの隙間を埋めるゴム製のカラーは再利用します。
ちゃんとLRの表示があるので、再装着時にも間違えないと思います。
バックレストを仮に付けた状態。
グラブバーは一箇所でのみ留まっていましたが、さすがに背もたれはそれ以上の力が加わるからでしょうか、二箇所で固定されます。
付属してきたカラーは、ここに使います。
前側のボルトと本体の隙間を埋めるため。
カラーの拡大図。
このカラー、確か左右で長さが違うはず。
はい、完成。
シートと色が違うのは、ご愛嬌。
実際にどのくらいサポートしてくれるのか、人体実験。
まずは、シートから落ちそうになった娘。小学校3年生。
保育園の年長。
2歳半。
こんな小さいのは、実際には乗せられませんけどね、危なくて。
で、大人。身長160cm弱。
標準状態ではケツだけのサポートが、ここまでサポートしてくれます。
バックレスト後方部のピラピラは何なんだ、と思ったら。
小物入れになっていました。チャックで開閉します。
何入れたらいいんでしょう。セキュリティ対策ゼロな作りだし、走行中使える場所じゃないし。


 快適アイテムとは言うものの、運転する私は一つも快適じゃありません。でも、一万何千円かで後席住人が快適になるのだったら、結構安い買い物かも。
 ちなみにその後、いつもの鈴木君を乗せて古川町のバイク屋までタンデムした時のこと、鈴木君バイクを降りるなり「途中で寝とった」。背もたれ付きフュージョンの快適性は実証されたのでした。
 しかし、横方向のサポートはこれまでと何ら変わることがないわけですから、後ろに乗せた娘が居眠りして振り落とされる危険性がなくなったわけではありません。これまで同様、充分に気を付けないと。っていうか、快適性が上がった分居眠りする確率が高くなって、今以上の心配をしながら運転しなくちゃならないことに。やっぱり運転する私にはちっとも快適でないアイテムです。
 横方向のサポート性向上アイテムって、どこかにないですかねぇ。





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