復活!・・・させました。(その2)
(作業日2002年6月中旬〜:レポート日2003/12/22〜)



 さて、バイク屋へ預けたフュージョンはその後どうなったのでしょうか。ちょっとバイク屋を覗いてみることにしましょう。2002年の6月下旬のことです。

あーらら。
こんなになっちゃってます。
こんなに細いパイプで前後が繋がってるんですね。
あれ?ガソリンタンクが無い。
「古いガソリンが中で腐っちゃってて、すげー臭い(におい)でした。」
そりゃそーだ、8年前のガソリンだもの。
「錆も酷いんで、今錆落とししてます。」
なんか薬剤で錆を浮かせて落とすんだそうです。
それでも完全に綺麗になる保証はないそうで。
キャブさえ詰まらなければそれでよし、とします。
メーターパネルは新品になっていました。
パネル左右のアッセンブリー交換になるかもしれない、って言われてたんですけど
どうやらパネルだけの部品で取れたようです。


 ここまでは順調に来ました。ところが・・・。
 しばらくしてから様子を見に行くと、すっかり組み上がって元どおりになっていました。

 と、エンジンをかけてスロットルを開けると、確かにアイドリングから全開にした時に一瞬もたつきます。

 プロのバイク屋としての意地みたいなもんでしょうか。私も修理をお願いした身ですから、この際とことんやってもらうことにしましたが、カタナ、車検切れてて乗れません。このままじゃ乗れるバイクがありません。

 というわけで、フュージョンいつ仕上がるかわかりません。

 はい、ここからはバイクに乗れない冬の話です。まだ直ってきません。もっとも、バイク屋そのものが引越ししたり、なんだかんだで忙しかったようですし。ほかのバイクの修理の片手間みたいな感じでやってもらってましたし。
 で、ついに連絡が。

 そういうことでした。何度もキャブばらしたりしたそうですが、まさかプラグとは。そしてこのまま春まで預かってもらうことにしました。なにしろ我が家にはフュージョンが冬を越せるスペースがないのと、すでに雪が積もってて、バイク動かすことがほとんど不可能なんですよ。
 春になってフュージョン引き取ってきました。

へへへ。スクリーン新品です。
よく見えます。
メーターパネルもこのとおり。


 で、少し暖かくなってから、上の娘を後ろに乗せて高山市まで「中華そば」食べに行ってきました。快調に走ります。のんびりタンデムツーリングには丁度いい感じ。行きの十三墓峠の下りヘアピンで「グラッ」ときたので、何かと思ったら娘が居眠りしていました。もう少しで落ちるところでした。危ない危ない。でも、居眠りしたくなるほど座り心地がいいんでしょうか、リアシート。娘も帰りは寝ないように身体をムズムズさせてましたが、それが却って運転の邪魔になるなんてことは娘に言えず、振り落とされにくい方法を何か考えんといかんなぁ、と強く思ったのでした。

 つづく。





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