もうひとつのカタナプロジェクト



2.作業前のカタナ(2004.4.13初稿)

 それでは今回の主役「GSX750S-3」を紹介しましょう。
画像現況対策案など
1984年型GSX750S-3
転倒歴あり
車検切れ中
ほぼノーマル
車齢20年ですよ、このスタイルで。
ライディングポジションは、I型II型に比べてコンパクトになっています。
とりあえず車検受けなきゃ。
試走すらできないし。
タイヤはメッツラーが入っています。
F:100/90-16
R:130/90-17
リアは1サイズ大きいのを履いています。(オリジナルサイズは120/90-17)
そのため、若干サイドウォールが変形しています。
どのみち交換の必要あり。
現在、一番頭を悩ませているのがこのタイヤ。
詳しくは、そのうち別頁で。
走行距離が26,800kmに達しています。
当然のようにサスペンションがフニャフニャ。

メーターの配置や大きさがこのバイクの性格を物語っています。
完全にツアラー。
サスペンションは前後ともオーバーホールします。しかし、リアサスってオーバーホールできるのだろうか。

メーターはこのまま使用します。スピードメーターは見えないようにはしますが。
最大の特徴、リトラクタブルヘッドライト。
外装パーツは、全て欠品中だそうです。こけたらどうなるんだろう・・・。
当然のようにレース時には外します。
軽量化、軽量化。
フロントカウルはFRP製品が出ているようですが、サイドカウルは無い模様。
なんと、ヨシムラサイクロンが付いています。
これは非常にラッキー。
オイルクーラーは、標準装備。
レギュレーションで、オイル受けの付いたアンダーカウルを装着する必要があったような・・・。
3型カタナに合うやつって、今でも手に入るのでしょうか。
NGKのイリジウムプラグとケーブルが入っています。
バイク屋の社長曰く、「バイクにイリジウムプラグって、すぐかぶるんだよね、電極小さいから。低回転で特に。」
高回転域の使用頻度が高いサーキットなら、問題なしかも。
キャブレターはノーマル。
これも社長曰く「レスポンス鈍いんだよ〜。もう、完全にツアラー。」
アーシングしてみようかな。
出口(マフラー)が替わっているので、入り口(キャブ)も替えたいところ。初期の頃の油冷750Rのキャブが、少々の加工で付くそうです。現在物色中。
ハンドルはレギュレーションで替えられません。(トップブリッジ上でバーハンドル化するのはいいらしい、けど、金かかるし。)
恐らくスズキ初の油圧クラッチですが、これも社長曰く「このホース、すぐパンクしちゃうんですよ。」
ホースはブレーキ・クラッチ共ステンメッシュに交換。
マスターシリンダーもブレーキ・クラッチ共別タンク式の物に交換予定。
こんなところにカタナのアイデンティティを残しているステップ。 左のステップとチェンジペダルのステーが、転倒の影響からか、干渉しています。
バックステップ付けるだけの予算はありません。


 基本的にはノーマルのまま参戦します。ただし、レースに出るための必要最小限の改良は行う、というスタンスです。なにしろお金ありませんから。でも、この対策案を実行するだけで、すっっっごくお金がかかりそうなんですけど。







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