もうひとつのカタナプロジェクト



3.パーツを集める(2004.5.11初稿:2004.6.23最終更新)

私、まったくの「ど素人」なので、用語の使い方とかパーツの名前とか間違って使っている可能性があります。ウソは書いていないつもりですけど、書いてあることを鵜呑みにしないでください。

 前頁でちらっと触れましたとおり、一番の悩みどころが「タイヤ」です。フロントが16インチ化された2型からタイヤサイズは同じ(前:100/90-16・後:120/90-17)なのですが、リアタイヤのサイズが既に市場に存在しなくなっています。ウェブページで検索かけても、ブリヂストン(BS)なら2型3型の新車時のタイヤサイズは出てくるんですけど、該当するサイズはラインアップにない。ダンロップ(DL)に至っては750カタナそのものが無いことになっています。
 で、現状のラインアップからカタナに合いそうな戦闘力のあるタイヤを探すと、BSの「BT-39SS」DLの「TT900GP」の2種類くらいしかないところへもってきて、さらにBSにはフロントの該当サイズがありませんから、消去法的にTT900GPを選ばざるを得なくなってしまいます。あ、この2種類のタイヤがダメだと言ってるわけじゃないです。選択肢の少なさに悲しくなっただけです。

 そんなこんなで4月半ばのとある日。バイク屋へ寄ってみると、社長曰く「第2ライダーで速い人が乗ってくれることになった」。なんでも10年位前は国際ライセンスで選手権走っていた人らしいです。すでにMFJライセンスを復活させるべく行動を起こしているようですし。予選通過も充分射程圏内に入ってきたようです。第1ライダーは鈴鹿東コースをノーマル1KT(TZR250の初期型)で64秒台で周回できる人なんで、ノーマルカタナでもあわよくば、って感じだったんですけど。
 そうなると、「参加することに意義がある」カタナでは勿体無く思えてきました。っていうか、せっかく走ってもらうのなら恥ずかしくないカタナにしたい。でも、改造費捻出できるほどお金ありません。

 そこで、フュージョン売って改造費に充てることにしました。冷静になって考えると、何やってんだか、ってことになるんでしょうけど、私のバイクライフの中でこれほどエキサイティングなことは2度とやってこないだろうし、せっかくなので言い訳のできないカタナを作ってみようか、という衝動にかられたのでした。

 前置きが長くなりましたけど、前頁でのノーマルのまま参戦というセリフは撤回です。最小限の投資で最大の効果をあげるべくモディファイに着手です。

 改造にあたり、自分なりに優先順位を設けてパーツを探すことにしました。
 順位的には、

 以下、順不同で集めたパーツを紹介しましょう。


 パーツ漁りはこれでおしまい。あとはこれをフィッティングさせるだけです。頼むよ、社長。







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